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セイバン

新製品発表会とともに、ランドセル
の卒業式を開催

2017/03/23

    ランドセルメーカーのセイバンは3 月21 日、2018年度に小学校へ入学する子どもに向けた新製品発表会とランドセル卒業式を、東京・港区のTHE GRAND HALLで開催した。

    冒頭、泉貴章社長は、少子化の影響でランドセルの販売数が減っている現状や、販売時期のピークが早まっている業界の傾向に触れ、「品質やデザインを高めて高付加価値の製品を販売し、子どもの数が減っても売り上げを伸ばしたい。『丈夫でしっかり、6年安心!』のスローガンを着実に実行し、お客さまのニーズに応えたい」と述べた。

    続いて「天使のはね」ランドセルを6年間使った子どもが招かれ、ランドセル卒業式のセレモニーが行われた。

    泉社長は「通常、ランドセルといえば新1年生のイメージだが、当社は6年間使えるよう丁寧に手作業で作っている。品質に自信を持っているので、6年間大事に使ってもらったお子さんと、その成長を見守ってきたランドセルのために卒業セレモニーを行いたい」とコメントした。

    卒業式では、「天使のはね」CMキャラクターのDAIGO さんが立会人を務め、今春小学校を卒業する10人の児童から、6年間使用したランドセルを受け取り、卒業証書と記念のトロフィーを手渡した。子どもたちは、DAIGOさんのインタビューに「初めてランドセルを背負い、ワクワクしながら学校へ行ったことを覚えています」など、楽しかった学校生活を振り返った。

    DAIGO さんは「みんなランドセルを大切に使っていた。男子はやんちゃな使い方をすることもあっただろうが、本当に丈夫なランドセルだと分かった。ランドセルとの思い出もたくさん聞くことができて、幸せな気持ちになった」とコメントした。いま自分が卒業したいことを尋ねられると、「ノドの痛みから卒業したい」と話して会場の笑いを誘い、これから入学式を迎える新1年生に向け、「SRS(すてきな・6年間を・過ごしてください)」とDAIGO流のメッセージを送った。

    セレモニー終了後、ランドセルメーカーとして最も早い一般ユーザー向けの試着体験会も行われ、多くの親子連れがコンシェルジュのアドバイスを受けながら、色とりどりのランドセルの試着を楽しんだ。

    会場には約250 個のパーツが使用されている「天使のはね」ランドセルの解体モデルや2018 年度の新製品も展示された。

    公式サイト:https://www.seiban.co.jp/