電通、国内市場向けデジタルソリューション開発運用体制の強化・拡充を目指し、ベトナムに新会社「電通テクノキャンプ」を設立
2017/03/24
03月24日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2017年03月24日
電通、国内市場向けデジタルソリューション開発運用体制の強化・拡充を目指し、ベトナムに新会社「電通テクノキャンプ」を設立
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役副社長執行役員:中本 祥一、資本金:746億981万円)は、日本国内市場向けデジタルマーケティング領域でソリューション開発運用体制を強化・拡充するため、ベトナムのEVOLABLE ASIA CO., LTD.(本社:ホーチミン市、代表取締役社長:薛 悠司、以下「エボラブル・アジア社」)との共同出資により、同国に新会社「DENTSU TECHNO CAMP CO., LTD.」(本社:ホーチミン市、以下「電通テクノキャンプ」)を設立し、4月1日より営業を開始します。
新会社設立の背景には、成長市場であるデジタルマーケティング領域でのビジネスの拡大があります。また、少子高齢化の進む日本市場においてはプログラマーやシステムエンジニアなど開発者の減少も懸念され、人的リソースの確保も課題になっています。そこで、最新のデジタルテクノロジーに習熟し、効率的かつ安定的に多種多様なソリューション開発運用業務に対応できる組織の必要性が論じられてきました。具体的には、ウェブサイトやシステム、スマートフォンアプリなどのソリューション・ニーズの増大に対し、サービス設計・画面仕様作成・デザイン・コーディング・画像加工・検証などを統合したサービスのオペレーション体制の強化・拡充が急務となっています。
デジタルマーケティング領域の強化を目指す当社と、既にベトナムでITオフショア開発のサービス事業を手掛け、更なる業務拡充を目指すエボラブル・アジア社の構想が合致したことから、互いにノウハウとリソースを提供し合うJV(ジョイントベンチャー)を共同で設立することにしました。
今後も当社グループは、新会社「電通テクノキャンプ」およびエボラブル・アジア社との連携により、デジタルマーケティング領域における競争力の強化と、より付加価値の高いサービスの提供に努め、成長戦略を加速させていきます。
なお、本件が当社の2017年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。
【新会社の概要】
・社名:DENTSU TECHNO CAMP CO., LTD.(電通テクノキャンプ)
・URL:www.dentsu-tc.com
・所在地:9F Saigon Finance Center, 9 Dinh Tien Hoang Street, District 1, HCMC
・設立:2017年3月15日
・営業開始:2017年4月1日
・資本金:2億円(電通90%、エボラブル・アジア社10%)
・代表者:社長兼CEO 新井 祐一(現 ㈱電通 デジタルマーケティングセンター部長)
・事業内容:デジタルマーケティング領域におけるソリューション開発運用などソフトウェア開発業務
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0324-009197.html