冒頭、田中孝司社長が登壇し、プレゼンテーションを行った。
田中社長は「“あたらしい自由。 au”というメッセージを掲げて5年が経過。、2017年は“やってみよう”をテーマにさらなるカスタマーファーストを目指す」と述べ、新機種・サービス紹介した。新機種は、全画面ディスプレーの「ギャラクシーS8」「同 S8＋」や、ハイレゾ音質が楽しめる「HTC U11」、振り向く充電台「ロボクル」が同梱される「アクオスR」などのスマホに加え、届いた写真をテレビ画面に映して楽しめる「テレビde 写真」に対応した携帯「MARVERA」など計9機種をラインアップした。
スマホ7機種については、前日に提供開始が発表された音声アシスタント機能「Googleアシスタント」の日本語版に対応している。
続いて田中社長は、ライフデザイン事業の新しい取り組み「au HOME」を7月下旬以降にスタートすると発表した。au HOMEは、センサーやネットワークカメラなどの「au HOME デバイス」とスマホを活用し、外出先でも家族や自宅の状況を把握したり、家電の遠隔操作などができるIoTサービス。今後、幅広い世代のさまざまなニーズに対応するため、多くのデバイスを追加予定だ。

ステージには、スペシャルゲストとしてGoogleアシスタントのプロダクトマネジメントディレクター･スティーブ･チェン氏が登場し、両社のパートナーシップについてスピーチした。チェン氏は、同アシスタントで重要なのは「どこでもアクセスできる」「シンプルな言葉だけで機能する」「ユーザー個人のパーソナルアシスタントであること」の三つを挙げ「アシスタントを通じてau HOMEの構想に参画し、素晴らしいユーザー体験を届けられるようになることを楽しみにしている」と話した。

会場では新テレビCM「夏のトビラ･英雄だけの夏」編が上映され、三太郎シリーズの出演者を代表して女優の有村架純さん（かぐや姫役）と菜々緒さん（乙姫役）が、夏らしい浴衣姿で登場した。2人は姉妹の設定だが、1年ぶりの顔合わせに有村さんは「姉妹なのに、何でこんなに会えないんだろう」と笑わせた。2人は、三太郎シリーズについて「次々に新CMができて、一ファンとして楽しみにしている」「ストーリーが多彩で、本当に携帯会社のCMかどうか分からなくなる」と話し、撮影はいつもアドリブ合戦で、笑いをこらえるのが大変だと裏話を披露した。

夏の思い出は共に浴衣のことで、着くずれたり帯が解けてしまい困った体験を明かした。2人は「ヨーヨー釣り対決」で、ひと足早い夏祭りを満喫。ヨーヨー釣りは初めてという菜々緒さんが勝利すると、有村さんは「やっぱり、お姉ちゃんにはかなわない」と白旗を上げた。
対決を見届けた田中社長は「auの夏は、ユーザーをえこひいきする企画を考えている。楽しみにしていてください」と締めた。