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FinTechベンチャーのTranzax株式会社と資本業務提携

2017/06/08

    06月08日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


    2017年06月08日

    FinTechベンチャーのTranzax株式会社と資本業務提携

    ― 電子記録債権活用で、金融×マーケティングの新サービスを開発 ―

    株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博)は、金融とITを融合したFinTech分野のベンチャーであるTranzax株式会社(トランザックス/本社:東京都港区、代表取締役社長:小倉 隆志)に出資し、資本業務提携することで合意しました。

    Tranzaxは、金融庁から電子債権記録機関の指定を受け、日本発のFinTechとして電子記録債権を活用したトランザクション・ファイナンス(事業受注に伴う資金調達)を提供しています。サプライチェーン全体の金融コストを引き下げ、さらに大企業に比べ資金調達の条件に厳しい中小企業やベンチャー企業に対し新たな金融チャンスの創出を目指しています。本提携のきっかけは、電通グループがFinTech領域におけるR&Dプロジェクトの中核として運営する「The FinTech Center of Tokyo, FINOLAB」(以下「FINOLAB」http://finolab.jp)に、Tranzaxが加盟したことにありました。

    電通とTranzaxは、両社が保有する顧客基盤とネットワークを相互に活用し、これまで以上に幅広い顧客企業に対して、金融とマーケティングの両面から、資金調達から取引先の開拓までを含めた企業の成長に寄与するコンサルティングや提案を行っていきます。さらに、Tranzaxが今後構築していく地方金融機関とのネットワークを活用することで、成長性を秘めた潜在顧客に対する営業機会を提供します。また、両社の強みを生かした幅広いソリューション提供や電子記録債権を活用した新サービスの開発を行っていくことで、中小・ベンチャー企業の成長、ひいては日本経済の活性化に貢献していきたいと考えています。

    今後も電通グループはFINOLABを中心に、ベンチャー企業とのオープンイノベーションを通じ、第4次産業革命の経済基盤となるFinTech領域へのR&Dおよび事業開発を推進してまいります。

    Tranzaxの会社概要は次のとおりです。

    <Tranzaxの会社概要>
    社名:Tranzax株式会社(旧社名:株式会社日本電子記録債権研究所)
    URL:http://www.tranzax.co.jp
    本社:東京都港区虎ノ門1-12-9 スズエ・アンド・スズエビル6階
    代表者:代表取締役社長 小倉 隆志
    設立:2009年7月7日
    資本金:1,015,975,000円/資本準備金 555,300,000円
    事業内容:Tranzax株式会社は、日本の活力を金融面で支えることをめざし、資産(Asset)中心の守りの金融から、企業活動と商流を裏付けとする攻めの金融(トランザクション・ファイナンス)へのシフトのために、利用者の利便性が高く、革新的なサービスを提供しています。

     

    以上


    電通ニュースリリース
    http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0608-009310.html