花王の新設サイトで
“赤ちゃんの気持ちいい”を学ぶ
2017/06/07
花王は6月1日、おむつや肌に関するウェブサイト「メリーズ赤ちゃん気持ちいい研究室」
(https://akachan-kimochi-ii.com/)を開設した。メリーズは、ベビー用紙おむつとして10年連続売り上げナンバーワンを達成している。
サイトの開設に際し、1児の母として子育て中のタレントSHELLYさんを特別研究員に任命し、同5日に東京・港区のスパイラルホールで就任式を行った。
ベビーおむつグループの伊藤浩史マネージャーは「1983年に誕生したメリーズは、赤ちゃんの肌への優しさを一番に考え、蒸れを追い出す全面通気シートを日本で初めて採用するなど、親子の笑顔のためにこだわり続けてきた」と、商品コンセプトを紹介。同サイトについて、「心、肌、おむつの三つの観点から“赤ちゃんの気持ちいい”のヒントや情報を発信し、ユーザーの満足度を高めたい」とあいさつした。
自身も“赤ちゃんの気持ちいい”を考えた育児を実践しているというSHELLYさんは、ステージ上で白衣とメガネを受け取ると、「しっかり研究して少しでも賢くなって、いいお母ちゃんになりたい」と意気込みを述べた。
子育てで困ったときは、同じ時期に女児を出産した姉妹がいい相談相手になっているとしながらも「分からなければ母にも相談する。それでもダメならインターネットで調べる」とウェブサイトの必要性を語った。
SHELLYさんは、赤ちゃんが生まれながらに“気持ちいい”という感情を持ち、五感の中でも触覚が最初に発達するので、スキンシップなどの刺激が不安を和らげること、それが親子の信頼関係を築く、などの知識を学び、「泣いている理由を早く理解してあげることが信頼につながると聞いた。とにかく、たくさん抱っこしてます」と明かした。
商品に使用されるシートの防水性や通気性を検証する実験を行ったSHELLYさんは「空気が通るのに水が漏れないのは不思議」と驚き、「うちはずっとメリーズです。やはり間違いないですね!」と納得の様子。
マスコットキャラクターの、うさぎのぬいぐるみをプレゼントされると「娘が喜びます。おむつを置いておくと、うさぎの絵にチューしたりするんです。かわいいでしょう」と母親の顔で目尻を下げた。子育てでうれしかったことを聞かれると「よくぞ聞いてくれました。今朝、初めて“マミー”と呼んでくれました。超感動です」と、当日が記念すべき日になったと満面の笑みを見せた。
就任式には育児中のママ18人も招待され、一緒に研究を行った。“気持ちいい”の大敵である蒸れを再現した「おむつ内環境BOX」を体験すると「おむつは、こんなに蒸れるんですね。赤ちゃんの気持ちを考えるいいきっかけになりました」など、感想を述べた。