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企業広報戦略研究所が東大・ホットリンクとAI・ビッグデータを活用した「社会的合意・政策形成」の共同研究を開始

2017/06/15

    企業広報戦略研究所(電通パブリックリレーションズ内)は、東京大学とホットリンクの両者と、AIを用いたソーシャルメディア上のビッグデータ解析による「社会的合意形成・政策形成」についての共同研究を開始した。2017年末の成果公表を目指している。

    坂田一郎教授率いる東大大学院工学研究系技術経営戦略学専攻の坂田・森研究室は、イノベーションや持続可能性などの分野で最先端の技術経営の知見を有する。そこに企業広報戦略研究所のコミュニケーション領域に関する調査研究・モデル化の知見、ホットリンクのソーシャルメディアデータおよびAIによる解析技術を融合することを目指す。

    研究ではAIを活用し、ソーシャルメディア上で関心の高い「社会課題・イノベーション課題」の抽出・分析に着手、国会議員など政策関係者への調査を併せて実施し、ソーシャルメディア上の世論などが社会的合意形成や実際の政策形成に与える影響について明らかにしていく。

    研究の概要

    ●東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 坂田・森研究室
    先端技術に関する深い知識と高度な分析手法を組み合わせることによる、技術経営学における最先端の領域の研究に取り組んでいる。また、技術経営領域においていまだ十分な応用がなされていない情報工学、ウェブ工学に関し、調査研究手法自体に関する基盤的な研究と成果発信にも注力している。教授の坂田一郎氏は、東京大学工学系研究科総合研究機構イノベーション政策研究センター長と東京大学政策ビジョン研究センター教員を務めるなど、さまざまな政策研究に携わっている。

    研究室HP:http://ipr-ctr.t.u-tokyo.ac.jp/sklab/

    ●企業広報戦略研究所(C.S.I.)
    企業広報戦略研究所(Corporate Communication Strategic Studies Institute : 略称C.S.I.)は、企業経営や広報の専門家(大学教授・研究者など)と連携して、企業の広報戦略・体制などについて調査・分析・研究を行う電通パブリックリレーションズ内の研究組織。コミュニケーション領域に関する調査研究・モデル化を推進する活動により、これまでに日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)「PRアワード グランプリ」、国際PR協会(IPRA)「ゴールデン・ワールド・アワード」、日本広報学会賞「教育・実践貢献賞」など多数受賞。

    研究所HP:http://www.dentsu-pr.co.jp/csi/

    ●ホットリンク
    ホットリンクは、事業ミッションとして「データとAIで意思決定をサポートする」を掲げ、グローバルでのソーシャル・ビッグデータの流通と分析ソリューションの提供により、ソーシャル・ビッグデータを価値化する企業。市場や自社・競合、またお客さまの声やキャンペーン反響などの各種調査、ターゲットユーザーのプロファイリング、ブームの兆し発見などマーケティングROI向上や製品改善、経営革新や予測、またインバウンド消費に関する需要予測・分析・レポーティングなど、ビジネスにおけるソーシャル・ビッグデータの幅広い活用を支援している。 また、グローバルにおけるデータ流通に加え、世界におけるクロスバウンド(インバウンドやアウトバウンド)消費支援サービスの拡大により今後のさらなる成長を目指している。  

    会社HP:https://www.hottolink.co.jp/