DMM.com証券とDMMドリームクラブは8月5日、1万円から始められる競走馬ファンドサービス「DMMバヌーシー」を開始する。
同サービスは、好きな馬の“一口馬主”になることで、本当のオーナーと同様、レース結果に応じて賞金や出走手当などの分配金を受け取ることができる。
サービス開始時には9頭がラインアップされ、それぞれ約1万口を募集する。

開始に先立つ同1日、東京･港区のDMM.com本社で発表会が行われた。
事業を統括する、DMM.comの野本巧取締役は、同サービスを立ち上げたきっかけについて、多数の競走馬を所有する知人の楽しげな様子を目にして、それを一般の人にも体験してもらいたいと思ったと話し、ネーミングはモロッコ出身の有名なマラソン選手だった「ハーリド･ハヌーシ」選手の名前と馬主をかけたと明かした。

ステージには、イメージキャラクターを務めるタレントの小嶋陽菜さんと、お笑いコンビ･おぎやはぎの小木博明さん、矢作兼さんが駆け付けた。3人はウェブで限定配信される動画で着用したコスチューム姿で登場。小木さんは「“コジハル”は衣装が似合って、ひげもかわいい」と小嶋さんを褒めると、すかさず矢作さんが「小木は昔から、ひげの生えた女性が好きですから」と突っ込んで笑いを誘った。
「ロードムービー」「バヌメンバヌジョ」両編が上映されると、3人は馬のかわいさや北海道の牧場の雄大さなど、撮影の思い出を語り「いい出来なので、テレビCMも放送してほしい」と注文を付けた。

野本取締役はサービスのポイントについて説明。オンラインで口座開設が可能なことや、超優良馬もラインアップしていること、専用アプリで直感的に操作できる、馬の成長具合が分かる動画配信、レースのライブ動画で感動を共有できるなどを挙げた。
当初ラインアップされる9頭が発表されると、3人は「シュガーハート」「ベネシアンドール」「ラヴズオンリーミー」とお気に入りの馬を明かした。ゲストとして登壇した、著名な調教師の池江泰寿氏は「バヌーシー所属の馬は血統も良好で期待できる。私もこのサービスのコンセプトに共感して調教を引き受けた」と話した。