第14回「ACジャパン広告学生賞」
入賞作品が決定
2018/03/13
ACジャパンは、第14回「ACジャパン広告学生賞」(後援=BS日本、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、ビーエスフジ、WOWOW、BS11、BS12〈TwellV〉、Dlife、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、産経新聞社)の入賞作品を決定し、3月9日に東京・汐留の電通ホールで表彰式を開催した。
同賞は、学生を対象に公共広告をテーマにした作品を募集・表彰するもので、公共広告のへの理解と社会に関わる「公」の意識を育むことを目的にしている。
2016年の第12回までは「ACジャパンCM学生賞」として、テレビCMを対象にしてきたが、第13回からは新たに新聞広告部門を設け、名称を変更した。今回、「テレビCM部門」には185点(参加29校)、「新聞広告部門」には288点(参加21校)の応募があった。
テレビCM部門のグランプリは、武蔵野美術大の「きれいな言葉、きれいな心」が受賞した。“いじめ、言葉”をテーマに、きれいな言葉、言われてうれしい言葉を美しい色のインクで、その逆を黒いインクに例え、心が濁っていく様子を映像に仕立てた。
“流し込み”の技法を使った絵画的かつ美しい映像表現と、次世代にも共有してもらいたいテーマが評価された。
準グランプリBS民放賞は、梅花女子大の「就活の地域格差」に決まった。
両作品は7月からの1年間、後援のBS民放9局で適時放送される。
新聞広告部門グランプリは東北芸術工科大の、労働問題をテーマにした「命も、権利も捨てないで。」が獲得。ポジティブなキャッチコピーと強い訴求力のある作品との講評を得た。準グランプリは絶滅危惧種をテーマにした、静岡デザイン専門学校の「ぼくらの学校」が受賞した。
両作品は7月から1年間、後援の新聞5紙に数回掲載される。
ACジャパン公式サイト:http://www.ad-c.or.jp/