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電通、企業買収でオーストラリアのデータマーケティング関連サービスを強化

2018/08/20

    8月20日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


    2018年8月20日

    ― 大手マーケティングテクノロジー会社「アミクスデジタル社」の株式100%取得で合意 ―

    式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」(※)を通じて、オーストラリアの大手マーケティングテクノロジー会社「Amicus Digital Ventures Pty Ltd」(本社:シドニー市、Managing Director:Blair Cooke、以下「アミクスデジタル社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

    2015年に設立されたアミクスデジタル社は、現在ではデジタルマーケティングテクノロジーに強みを持つ会社へと成長し、オーストラリアにおけるセールスフォース・ドットコム社のゴールドパートナーとして、セールスフォースマーケティングクラウド活用に関するコンサルティングサービスなどを顧客企業に提供しています。

    本件買収の目的は、当社グループのグローバルネットワーク・ブランド(※)の1つで、テクノロジーを活用したデータ分析に強みを持つデータマーケティング会社「Merkle」(マークル、本拠地:米国メリーランド州)の、オーストラリアにおける事業規模の拡大とサービス機能の強化にあります。今後当社は、アミクスデジタル社のブランド呼称を「Amicus Digital, a Merkle Company」(アミクスデジタル・ア・マークル・カンパニー)へと改称し、競争力の高いデータマーケティングサービスを提供することで、同国における成長戦略を加速させていきます。

    なお、本件が当社の2018年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。


    ※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク」(本社:英国ロンドン市)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu (Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

     

    【アミクスデジタル社の概要】
    社名:Amicus Digital Ventures Pty Ltd(アミクスデジタル社)
    本社所在地:オーストラリア・シドニー市
    設立:2015年2月
    株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
    代表者:Blair Cooke (Managing Director)
    従業員数:25名
    事業内容:セールスフォースマーケティングクラウドの活用に関するコンサルティングおよびテクニカルサービスを提供

    以上


    電通ニュースリリース
    http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0820-009591.html