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電通、企業買収でロシアにおける医薬品・ヘルスケア関連メディアサービスを強化

2018/09/25

    9月25日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


    2018年9月25日

    大手メディアエージェンシー「アーロンロイド社」の株式100%取得で合意

    株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」(※)を通じて、ロシアの大手メディアエージェンシー「Aaron Lloyd Group」(本社:モスクワ市、President:Yury Krestinsky、CEO:Yury Ulyashev、以下「アーロンロイド社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

    1999年に設立されたアーロンロイド社は、ロシアにおける医薬品専門のメディアエージェンシーとして成長を遂げてきました。現在では医薬品・ヘルスケアの広告に関する専門家57名を抱え、数多くの顧客企業に対して総合的なメディアサービスを提供しています。

    ロシアの広告市場は2017年に二桁成長を遂げ、2018年も高い成長が見込まれています。業種別では医薬品が最も出稿量の多い業種となっています(Dentsu Aegis Network Global Ad Expenditure Report - July 2018)。当社グループは本件買収を通じて、ロシアにおける医薬品・ヘルスケア関連の広告サービスの強化と事業規模・シェアの拡大を図り、同国における成長戦略を加速させていきます。

    なお、本件が当社の2018年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

    ※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク」(本社:英国ロンドン市)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu (Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

     

    【アーロンロイド社の概要】
    社名:Aaron Lloyd Group(アーロンロイド社)
    *Aaron Lloyd Media LLC、Media Health Division LLC、Vizeum Health LLCの3法人から構成
    本社所在地:ロシア・モスクワ市
    設立:1999年6月
    株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
    代表者:Yury Krestinsky (President)、Yury Ulyashev (CEO)
    従業員数:57名
    事業内容:医薬品・ヘルスケア業界向けに広告サービスを提供

    以上


    電通ニュースリリース
    http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0925-009605.html