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電通、企業買収で米国におけるデジタルマーケティングおよびEコマース関連サービスを強化

2018/12/19

    12月19日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


    2018年12月19日

    ― 大手デジタルマーケティング会社「DEG社」の株式100%取得で合意 ―

    株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」(※)を通じて、米国の大手デジタルマーケティング会社「Digital Evolution Group LLC」(本社:カンザス州、CEO:Neal Sharma、以下「DEG社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

    1999年に設立されたDEG社は、戦略立案、コンテンツ開発、データの活用・分析、Eコマース関連サービスに強みを持つ総合デジタルマーケティング会社として成長してきました。現在では300名超の従業員を抱え、米国におけるセールスフォース・ドットコム社最大のパートナーの一つであるほか、多数の有力プラットフォーム企業とも提携し、顧客企業のブランド体験を高めるEコマースプラットフォームの開発・運用およびデジタルマーケティングに貢献する包括的なサービスを提供しています。

    本件買収の目的は、当社グループのグローバルネットワーク・ブランド(※)の1つで、顧客体験を高めるデジタルソリューションに強みを持つ「Isobar」(アイソバー、本拠地:英国ロンドン市)の、米国における事業規模の拡大とサービス機能の強化にあります。今後当社は、DEG社のブランド呼称を「DEG, Linked by Isobar」(DEG・リンクト・バイ・アイソバー)へと改称し、競争力の高いデジタルマーケティングサービスを提供することで、同国における成長戦略を加速させていきます。

    なお、本件が当社の2018年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

    ※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク」(本社:英国ロンドン市)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu (Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。
     

    【DEG社の概要】
    社名:Digital Evolution Group LLC(DEG社)
    本社所在地:米国カンザス州オーバーランドパーク市(デンバー市、ピッツバーグ市、デモイン市にも営業拠点を持つ)
    設立:1999年9月
    株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
    収益(Revenue):4582万ドル(約51.7億円)(2017年12月期)
    代表者:Neal Sharma (CEO)
    従業員数:300名
    事業内容:デジタルマーケティングおよびテクノロジー関連の包括的なサービスを提供

    以上


    電通ニュースリリース
    http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/1219-009716.html