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「G20 大阪サミット」
カウントダウンボードを除幕

2019/03/22

    日本で初開催となるG20(金融・世界経済に関する首脳会合)大阪サミット(6月28、29日 インテックス大阪)まで残り100日となった3月20日、大阪府や大阪市、関西広域連合、経済界などが参画する「2019年G20大阪サミット関西推進協力協議会」は、大阪市役所でカウントダウンボードの除幕式を行った。

    G20にはメンバー20カ国の首脳の他、国際機関の代表らも参加する。

    外務省G20サミット事務局の赤堀毅事務局長は、「議長国として世界経済に関する議論を力強くリードしたい。世界の目が大阪に向けられる絶好の機会なので、大阪の皆さんと協力しながら大阪、関西、日本の伝統や最先端の実力、魅力を効果的に発信したい」とあいさつした。

    除幕式には大阪観光シンボルキャラクターを務めるアイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕さん、村上信五さんがゲストとして出席した。横山さんは「世界規模のイベントに参加させてもらえるので、キャラクターとして頑張りたい」と意気込みを述べ、村上さんは「参加できて光栄だ。微力ながら全身全霊で協力したい」とコメントした。

    ステージでは、同協議会の吉田真治事務局長、大阪市の田中清剛副市長、大阪観光局の溝畑宏理事長も加わり除幕のセレモニーが行われ「開催まで100日」と表示されたカウントダウンボードが姿を現した。横山さんと村上さんはそれぞれ、ボードにサインを書いた。

    「もし会議に出席することになったら?」と聞かれた村上さんは「それが初球の質問ですか…」と困惑しながらも、「想像できないが、一生に一度あるかないかの機会ですから、皆さんでできる簡単な振り付けの曲を世界各国の方に見てもらい潤滑油にしたい。スケジュールを調整しましょう!」と述べ、「めちゃめちゃ勉強してきました」という横山さんは、サミットの概要についてスラスラと紹介し「大阪で行われるということで、勉強するいい機会になった。若い人もこれを機に興味を持てば、大阪がもっと楽しくなると思う」と語った。

    赤堀事務局長は「お二人の応援のおかげで、広報効果は絶大です。サミット期間中は、報道関係者や代表団の方が街中に出るので、会ったら気さくに歓迎して大阪の良さを教えてほしい」と大阪市民に呼びかけ、吉田事務局長は「日本には大阪、関西があることを世界の皆さんに知ってほしい。このサミットをきっかけに大阪、関西がますます元気になってくれれば」と述べた。

    溝畑理事長は、「横山さん、村上さんは大阪のことを勉強していて思いもすごい。大阪観光局理事長を譲ってもいい」と笑みを見せ、「大阪の魅力は一人一人の包容力、そして活力、多様性にある。そのメンタリティーやコミュニケーション、笑顔とおもてなしを世界の人に向けて表現してほしい」と語った。

    田中副市長は「これから大阪では、世界が注目するイベントが続くので、まずはサミットを成功させなければならない。そのために大阪の都市力、歴史、文化、技術、産業、そしておいしい食べ物を発信していきたい」と意欲を見せた。

    カウントダウンボードは6月29日まで、大阪市役所1階正面玄関ホールに設置される。

    G20公式サイト:https://g20.org/jp/