同大会は2年ごとに開催される、世界最高峰の陸上競技大会。
200以上の国・地域から、2000人のトップアスリートが参加し、約50種目で10日間にわたる熱戦を繰り広げた。
日本は、有力選手の男女約60人の代表選手団を派遣した。
大会の模様は、TBSテレビが地上波・BSを合わせ、延べ90時間以上放送した。
日本人選手は、男子50キロ競歩で鈴木雄介選手が金メダルを、男子20キロ競歩でも山西利和選手が金メダルを獲得し、共に東京2020大会への代表出場が内定した。
男子の4×100メートルリレー(1走・多田修平、2走・白石黄良々、3走・桐生祥秀、4走・サニブラウン・ハキーム選手)で、日本はアジア・日本新記録で銅メダルを獲得し、東京オリンピックへ期待を高めた。
また、女子マラソンでは谷本観月選手が7位入賞。その他、女子20キロ競歩で、岡田久美子選手が6位、藤井菜々子選手が7位のダブル入賞。男子走り幅跳びでは、橋岡優輝選手が世界選手権で日本勢初となる8位入賞を果たした。
国別の金メダル獲得数は、アメリカが14個(メダル計29個)で1位、2位はケニアの5個(計11個)、3位はジャマイカで3個(計12個)だった。日本は8位。
次大会は2021年、米オレゴン州ユージンで開催される。