京成スカイライナー新CM にSexy Zone中島健人さん。
セクシー神対応な“京成王子”に。
2019/10/25
京成電鉄は10月23日、京成スカイライナー新CM発表会を東京・港区のベルサール御成門タワーで行った。
同社は、26日にダイヤ改正を実施する。スカイライナーを1.4倍に大幅増便し、終日20分間隔で運行する他、運行時間帯を拡大することで早朝深夜に対応するなど、都心から成田空港へのアクセスや利便性を強化する。この改正に合わせ同日から放映する新テレビCM「お客様は、お姫様。20分おきにsexy」編、「同。深夜までsexy」 編は、スカイライナーの高いホスピタリティ-を訴求する内容で、CMキャラクターには、アイドルグループSexy Zoneの中島健人さんを起用した。
小林敏也社長はCMのコンセプト、キーワードが「便利な対応」であるとし、「中島さんは常にファンや関係者への細やかな気遣いが「神対応」と称されている。その姿勢は当社のサービスの本質でもあると考え、出演をお願いした」と、中島さんの起用について述べた。
CMと同じコスチュームで登場した中島さんは、「キラキラしていて、こんな制服を着ることができて光栄」と話し、京成電鉄で実際に使用されている制服をベースに王冠やモールなど特別な装飾を施した、世界に一着しかない「京成王子」仕様の制服を披露した。
駅で困っている女性客には、ハグやお姫様抱っこで優しく対応し、サラリーマン風の男性にも同じように接する「京成王子」の役について、「女性に優しくすることは、ドラマや映画でもあるが、おじさまが相手ということはないので、貴重な機会だった」と撮影時の思い出を振り返り、「男女共々お姫様抱っこするのが現代のアイドル」と続けて笑いを誘った。スカイライナーの利便性を「セクシー」というフレーズで表現することについては、「表情やセリフのニュアンスを変えながら撮影を繰り返したので、Sexy Zoneでデビューしてから、1日で最高の『20セクシー』は言った気がする」と笑顔で話した。
イベント前日も上野から成田空港までスカイライナーに乗車したという中島さんは、時速160キロと日本で2番目に速い列車であり、ファッションデザイナー山本寛斎氏が車両デザインを手掛けたこと、そしてID決済サービス利用でポイントがたまるなどスカイライナーの魅力を「セクシーポイント」として紹介し、「これ以外にもセクシーポイントが隠れているので、ぜひ探してほしい」と呼びかけた。
京成電鉄の職員と同じ白手袋を着け車内アナウンスに挑戦した中島さんは、「まもなく終点、成田空港・第1ターミナルです」と落ち着いた口調で読み上げながらも、最後の「ありがとうございます」を、得意の決めゼリフ「セクシーサンキュー!」に言い換えるアドリブで会場を盛り上げた。