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AtCoderが「アルゴリズム実技検定」開始を発表
プログラミングスキルの可視化で高度IT人材の創出へ

2019/11/20

    プログラミングコンテストを運営するAtCoderは11月15日、日本初となる実践型のプログラミング検定試験「アルゴリズム実技検定」の提供開始を発表した。

    アルゴリズム検定を発表したAtCoder社長の高橋直大氏(写真左)と副社長の青木謙尚氏

    同検定には、企業と求職者の間における採用のミスマッチ防止、さらには従来型の検定では把握が難しい「プログラミングを一から作成するアルゴリズムの実力」を可視化する効果が期待できる。国内外の企業で高度なプログラミングスキルを持つ人材への需要が高まる中、検定を通じて高度IT人材の創出を担うのが狙いだ。

    AtCoderのサービス概要と検定の意義を説明する高橋社長

    高橋社長は会見で「人材のプログラミングスキルを可視化できる『基準』を作ることにより、高度IT人材不足が問題視される国内企業への打ち手、ならびに高度IT人材活躍の機会創出を目指していく」と述べた。

    第1回「アルゴリズム実技検定」は12月14日に開催。認定は検定結果に応じてエキスパート、上級、中級、初級、エントリーの5段階があり、有効期限は2年間。受験費用は一般8800円で、申し込みは11月下旬から受け付けを予定している。

    認定は検定結果に応じてエキスパート、上級、中級、初級、エントリーの5段階に分類される

    詳細はAtCoderの公式ウェブサイトから閲覧できる。