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LIXIL パラリンピック聖火ランナー
募集開始

2019/11/28

    東京2020オリンピック・パラリンピックゴールドパートナーで、パラリンピック聖火リレー プレゼンティングパートナーのLIXILは11月27日、聖火ランナーの募集開始に当たり、東京都のティアラこうとうで記者発表を行った。
    ランナーへの応募は、LIXILと競技が開催される4都県(静岡、千葉、埼玉県、東京都)から可能だが、同社が先行して募集を始めた(2020年2月29日まで)。

    瀬戸欣哉会長は、ランナー募集キャンペーンのテーマは「おもいやりと、おもてなしの、光をひろげよう。」で、自薦、他薦を問わないと発表。自薦の場合は、“誰もが活躍できる未来に向けて、自身が取り組んでいるおもいやり・おもてなし”について、他薦については、“誰かのために頑張っている、夢や希望を与えてくれる存在について”のエピソードを添えてほしいとした。

    また「当社は、多くの人が快適な住生活を送れることを目指している」と話し、同社がパラリンピック聖火リレートーチの製造において、東日本大震災の仮設住宅のアルミ建材を再利用して素材を提供したことや、全国の小中学校で行っている「ユニバーサル・ラン スポーツ義足体験授業」、観光地の公共トイレを清掃する「おもてなし清掃」(ともに東京2020公認プログラム)などの活動に触れながら、たくさんの人にリレーに参加してほしい」と語った。

    東京2020組織委の布村幸彦副事務総長は、パラリンピック聖火リレーでは、その場で初めて出会う3人が共に走る、などの新しい取り組みを説明し「より多くの応募に期待する。LIXILやランナー、沿道で応援する皆さんと力を合わせ、リレーを盛り上げていきたい」とあいさつした。

    会場には、同社公式アンバサダーでプロテニスプレーヤーの錦織圭選手と、パラ陸上の佐藤圭太選手、パラバドミントンの長島理選手(同社社員)が駆けつけ、瀬戸会長と共にトークを展開した。3人のアスリートは、11月30日から放送のテレビCM「パラリンピック聖火リレー ランナー募集」編で共演している。

    応募要件にちなみ、身近なヒーローを聞かれた瀬戸会長は「笑顔で支えてくれる妻」と答えた。錦織選手が「松岡修造さん」と明かすと、会場は笑いに包まれたが、錦織選手は、世界を目指すきっかけになった人であり、テニス界への貢献も大きいと、その理由を述べた。佐藤、長島両選手は“どんなヒーローでありたいか”と問われ、「障がいはネガティブに捉えられがちだが、私たちの努力や競技を見てポジティブな感情や変化を起こしてもらえたらうれしい」などと話した。

    ステージでは、東京2020マスコットのソメイティと、同社オリンピック・パラリンピック推進本部長の佐竹葉子氏が加わり、本番のリレーに倣って3対3のトーチキス(聖火の受け渡し)を行った。
    錦織選手は「キスが終わったら連絡先を交換して、3人で食事にでも行ってほしい」と提案し、会場を沸かせた。

    公式募集サイト:
    https://www.lixil.co.jp/feel_the_moment/paralympic_torch/runner/

     
    関連記事:東京パラリンピック聖火リレー ランナーは約1000人で、11月27日から募集開始[2019.11.26]