US発★ ニールセンがネットワーク・ロイヤルティーを測定
2014/01/28
ニールセンは、テレビネットワークに対する視聴者のロイヤルティーを測る基準を策定した。購買行動との相関関係も明らかにする。
同社は昨年の第1四半期に、ケーブルネットワークBravo=写真は同ネットワークの番組Vanderpump Rules=の要請で、18~49歳を対象に、75のエンターテインメント系ネットワーク(4大ネットワークやESPN、FOXニュースなどの大規模事業者は含まない)の視聴習慣を調査した。同四半期の間に10回以上ネットワークにチャンネルを合わせた視聴者の割合によってロイヤルティーをランク付け。1位はUSAネットワークで18.9%、以下、Bravo18.4%、ディスカバリーチャンネル17.9%、ヒストリーチャンネル17.3%、TBS17.1%と続いた。
ロイヤルティーは視聴率とは異なる。昨年のプライムタイム視聴率(18~49歳)でトップだったTBSは、ロイヤルティーでは5位だった。ニールセンは、ロイヤルティーは視聴率の代替ではなく、視聴環境の質の理解を深めるものだとしている。同社はさらに、18のケーブルテレビの視聴データと購買データを分析。ロイヤルティーが高いほど、購買に結び付いた。
同社は今後、エンターテインメント分野以外、また、ケーブル以外のネットワークも含めて、今年第1四半期中にロイヤルティー測定調査サービスを販売する予定だ。
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Calling TV's Superfans: Nielsen Starts Tracking Networks' Viewer Loyalty
USA Network Tops Among Entertainment Cable Channels in Preliminary Study