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工藤拓真著『進撃の相談室 13歳からの「戦略論」』発売

2020/04/15

    電通のクリエーティブ・ストラテジスト・工藤拓真氏の著書『進撃の相談室 13歳からの「戦略論」』(講談社)が4月6日に発売された。

    工藤拓真著「進撃の相談室」書影
    講談社、160ページ、800円+税、ISBN 978-4065184998

    本書は、諫山創氏の人気コミック『進撃の巨人』(講談社)を舞台に、一筋縄ではいかない「私だけの悩みとの戦い方」を、登場人物たちとともに習得するロール・プレイング・ブック。今、注目の「戦略思考」を「進撃の巨人」から学べる内容となっている。

    ■本書「はじめに 巨人と無関係ではいられない君へ」から
    この残酷な世界を、丸腰で生きることを勇気とは呼ばない。
    それは、単なる無謀というものだ。
    まず我々は、生き抜くための「武器」を持たなければならない。

    『進撃の巨人』は、私たちに勇気をくれる。巨人にひるまず立ち向かう、その姿。壁の向こうへと踏みだす、その一歩。
    あんな風に、絶望と闘う勇気が持てたなら……。
    もちろん、私たちが生きる現実には、巨人や壁は見えない。しかし、私たちはとっくに気づいている。平気で人を傷つける「友だちという名の巨人」や、息苦しい「教室という名の壁」が、この世界に存在していることを。
    現実はフィクションと同じぐらい、いやフィクション以上に、残酷だということを。
    どんな人でも、たとえ幸せそうに見える人だって、「私だけの巨人や壁」が作りだす「私だけの悩み」に苦しみながら、生きている。
    では、「私だけの悩み」を解決する術は、いったい誰が見つけてくれるのか ―― それは自分自身だ。学校や日常に潜む「私だけの巨人」を倒し、「私だけの壁」を乗り超えられるのは、自分しかいない。

    本書は、『進撃の巨人』を舞台に、一筋縄ではいかない「私だけの悩みとの戦い方」を、エレンやリヴァイたちとともに習得するサバイバルブックである。
    では、さっそく調査兵団の仲間たちとともに、悩みを駆逐する闘いを始めよう。


    ■7つの戦略スイッチで現実を生き抜け!
    [戦略スイッチ①] 目的(ゴール) - 迷える君へ
    [戦略スイッチ②] 標的(ターゲット) - 的外れな君へ
    [戦略スイッチ③] 本音(マインド)ビフォー・アフター
    [戦略スイッチ④] 防壁(バリア) - ただ立ちつくす君へ
    [戦略スイッチ⑤] 材料(アイテム) - 武器がないと嘆く君へ
    [戦略スイッチ⑥] 作戦(ディレクション) - 人を動かせない君へ
    [戦略スイッチ⑦]  実行(アクション) - 結局何もやらない君へ

    工藤拓真プロフィール画像

     【著者プロフィール】
    工藤拓真(くどうたくま)
    大分市生まれ。早稲田大法学部卒。電通で広告制作・PRに従事した後、クリエーティブ・ブティックに移籍。グローバル企業のブランド開発、老舗企業の事業再生戦略、官民協働の街づくり事業、スタートアップ上場前後のブランディング支援などを担当。2018年11月、電通に帰任し、「クリエーティブ・ストラテジスト」として活動。大学非常勤講師、日本広告学会クリエーティブ委員会委員、NewsPicksアカデミアプロフェッサーなど兼任。自著に『勇者に学ぶ「戦略思考」』(日本経済新聞出版社)がある。