コピーライターが説く、言葉を使って人の心を動かす方法「なんだ、けっきょく最後は言葉じゃないか。」発売
2021/03/01
電通で「コピーゼミ」を主宰していたクリエーティブディレクター/コピーライターの伊藤公一氏の著書「なんだ、けっきょく最後は言葉じゃないか。」(発行:宣伝会議)が2月16日に発売された。
筆者が説くコピーの書き方で特徴的なのが、「イメージの到達点を設定する」ことと「コピーに人格を設定する」こと。筆者がコピーの人格として挙げるのは、「知的で大人なコピー」「威風堂々としたコピー」「いいやつなコピー」など五つ。それぞれの人格がもたらす効果を、コピーの具体例と共に解説する。
4章では過去のさまざまな名作コピーを例に挙げ、コピーを書くための実践的で具体的なテクニックを紹介。2章は、筆者の駆け出し時代のエピソード。新人コピーライターがどのように周囲に鍛えられ、成長していったのか、生き生きとしたストーリーを読むことができる。
コピーライターはもちろん、言葉を使って人の心を動かしたいと考える経営者やリーダーにも読んでもらいたい一冊だ。
【目次紹介】
第1章 だからあなたの言葉は伝わらない
第2章 私の言葉体験、こんなふうに鍛えられてきました
第3章 言葉を磨くなら、 広告のコピーを勉強するといい
第4章 コピーライティングの技術
第5章 自分らしい表現のできる幸せ