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ステレオタイプを撲滅し「絶版」を目指して作られた書籍『#駄言辞典』発売

2021/06/08

    日本経済新聞社と日経BPが、日本社会の多様性を阻むステレオタイプを撲滅することを目的に2020年11月から新聞広告を通じて展開しているアクション「NIKKEIUNSTEREOTYPE ACTION」から、『早く絶版になってほしい #駄言辞典』(日経BP)が書籍として6月10日に発売されることが発表された。現在予約を受け付けている

    日本新聞社と日経BPが、日本社会の多様性を阻むステレオタイプを撲滅することを目的に2020年11月から新聞広告を通じて展開しているアクションから、『早く絶版になってほしい #駄言辞典』(日経BP)が書籍として6月10日に発売されることが発表された。
    日経BP、312ページ、1540円(税込)、ISBN-13 978-4296109470
    駄言辞典 2020年11月27日付日本経済新聞朝刊掲載
    2020年11月27日付日本経済新聞朝刊掲載

    古いステレオタイプによって生まれたひどい発言を「駄言」と名付け募集したところ、想像を超える量が集まり、世の中にはびこる多種多様な駄言の存在が明らかに。本書はそんな滅びるべき駄言を集めた辞典。

    駄言は、無意識の思い込みによって生まれる言葉。発言した本人に悪気はなく、むしろその場の空気を明るくするため、相手のためによかれと思って言ったことが駄言になってしまうことが多い。その根底には、育ってきた環境や教育などによって植えつけられたステレオタイプがある。本書は、様々な角度から駄言について考察することで、駄言を言う人が思いとどまり、駄言を言われた人が「それ駄言ですよ」と言える世の中にすることを目指している。そしていつか本書が必要なくなり「絶版」となればとの願いが込められている。

    『早く絶版になってほしい #駄言辞典』(日経BP) 解説01
    『早く絶版になってほしい #駄言辞典』(日経BP)  解説02
    <第1章>
    「女性らしさ」「キャリア・仕事能力」「生活能力・家事」「子育て」「恋愛・結婚」「男性ら
    しさ」の6つのカテゴリに分けて解説
     
    <第2章>
    キーパーソン6人に駄言についてインタビュー
     
    <第3章>
    駄言との向き合い方を考察