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AI×ライブパフォーマンスによる新しい音楽イベント「Craft Alive」12月9日開催

2022/11/25

    電通クリエーティブXが運営する Dentsu Craft Tokyoは、AI(人工知能)×ライブパフォーマンスによる新しい音楽イベント「Craft Alive」(クラフト・アライブ)を12月9日(金)に代官山UNITで開催する。

    本イベントは「音楽とAIの共生」をテーマに、米国の音楽シーンで活躍するアーティスト・BIGYUKIによるAIオーディオプラグイン「Neutone」(※1)を用いたパフォーマンスや、ジャンルを超えた幅広い活動で注目を集める打楽器奏者・石若駿+山口情報芸術センター[YCAM](※2)による石若自身の演奏を学習させたAIとの即興セッションを披露するなど、AIとライブパフォーマンスを融合させた新しい音楽体験を提供する。

    ■本件に関するリリースはこちら

    「Craft Alive」案内告知

    【概要】
    名称:
    Craft Alive AI × Live Performance Presented by Dentsu Craft Tokyo
    日時:12月9日(金)18:00 open/19:00 start/22:00 close
    会場:代官山UNIT(渋谷区恵比寿西 1-34-17 ザ・ハウスビル B1F)
    出演アーティスト:BIGYUKI、石若駿、山口情報芸術センター[YCAM]、Nao Tokui、MOODMAN、 Sountrive
    主催:Dentsu Craft Tokyo
    協賛:Qosmo
    運営協力:電通ライブ

    【チケット販売情報】
    チケット販売期間:
    11月16日(水)〜12月8日(木)18:00 
    チケット販売サイト:イープラス
    チケット料金:3000円(税込・ドリンク別)

    ※全席スタンディング
    ※20歳未満は入場不可(入場時に年齢確認を行う場合があります)
    ※新型コロナウイルス感染症の拡大状況など、社会情勢によっては中止の可能性あり

     

    ■出演アーティスト

    BIGYUKI キーボード奏者
    6歳からピアノを習い、高校卒業後に米バークリー音楽大学へ入学。NY へ進出後、タリブ・クウェリとビラルのバンドに加入し、ビラルのバンドではロバート・グラスパーとも共演した。2016年にア・トライブ・コールド・クエスト、J・コールがリリースしたそれぞれのアルバムに参加し、両作が全米1位を獲得したことで、日本人として初めて全米1位作品に2つ参加する快挙を達成。現在はアントニオ・サンチェスやホセ・ジェイムスなど、ジャンル レスな活躍をしているアーティストたちと世界中をツアーし、アーティスト活動の幅を広げている。

    石若 駿 打楽器奏者
    東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校打楽器専攻を経て、同大学を卒業。リーダープロジェクトとして、Answer to Remember、SMTK、Songbook Trioを率いる傍ら、くるり、CRCK/LCKS、Kid Fresino、君島大空、Millennium Parade など数多くのライブ、作品に参加。NHKオーディオドラマ『屋上の侵入者』、さらには山本製作所「OU-オウ」、フィガロジャポン「虹の刻 第15章」、『LOEWE FW21|「幸せ」の探索。』、 NIKE『Jordan Brand - Tokyo Fearless Ones』といったプロモーションムービーの音楽を手掛ける。2019年細井美裕+石若駿+YCAM コンサートピース「Sound Mine」を発表。22年NHKドラマ『エンディングカット』の音楽を小田朋美との共作で担当。

    Nao Tokui アーティスト/DJ/研究者
    AIを用いた人間の創造性の拡張を研究と作品制作の両面から模索。これまでに手がけた作品は、ニューヨークMoMA、ロンドン・バービカンセンター、NTT InterCommunication Center、アルスエレクトロニカなどで展示されている。昨年は自身のレーベル Surf On Entropyから、12インチ「Dawn Patrol EP」をリリース。今回のパフォーマンスでは、最新のリアルタイム音響合成AIを使って進化したAI DJパフォーマンス、「AI Generative Live Set」を演じる。

    ■Dentsu Craft Tokyo
    デジタルテクノロジーを起点とした、新しい表現や体験を開発していくクリエーティブハウス。企画から開発まで一貫して手掛けることで、エンジニアリングと表現がハイレベルで融合された作品を得意とする。その活動領域はクライアントワークだけでなく、研究開発やアーティストとコラボレーションした作品制作など多岐にわたる。2021年には、新しいかたちのライブ体験コンテンツ「YAKUSHIMA TREASURE ANOTHER LIVE from YAKUSHIMA」を発表。文化庁メディア芸術祭をはじめとする国内外アワードで高い評価を得る。


    ※1 「Neutone」:最新のAIモデルを使い、革新的な音楽表現を生み出すためのプラグインを軸として、AI 開発者・リサーチャーと音楽クリエイターの距離を縮めるための新しい取り組み。このプラグインは Digital Audio Workstation (DAW)上で動作し、深層学習を使った DSP(デジタル音処理)モデルをリアルタイムで駆動。これまでアーティストやクリエイターにとっては敷居の高かったAIの利用を、汎用的なプラグインを通じて、簡単に創作プロセスに導入することができる。また、AI の研究者やエンジニアは、本プラットフォームを通じて、新規に開発されたモデルを、簡単に音楽・サウンドクリエイターと共有することができるようになる。
     
    ※2 [YCAM]:2003年の開館以来、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現の探求を軸に活動しており、展覧会や公演、映画上映、ワークショップなど、多彩なイベントを開催してきた。内部に、エンジニアやキュレーター、エデュケーターなどから構成される「YCAM InterLab」と呼ばれる研究開発チームが設置されていることが特徴で、インターラボが市民や各分野の専門家たちと積極的にコラボレーションをおこないながら、コンセプトづくりから作品制作、ワークシ ョップの開発などを実現している。