お買い物を通して、社会と消費者の意識を変える。異業種タッグで実現した「お買いいもの」プロジェクト(後編)
メーカー、決済サービス会社、小売業各社が連携し、お買い物を通して社会貢献団体に寄付ができるプロジェクト「お買いいもの~It's Shopping for Good.~」。
前編では、初年度から参画する花王グループカスタマーマーケティング株式会社の牧野真也氏、足立絢香氏、株式会社NTTドコモ 原壮一氏、株式会社 電通 川畑茉衣氏が、共同プロジェクトの概要や背景を語りました。後編では、サステナブルな取り組みを実現するまでの課題や得たもの、今後の展望などについてお話を伺いました。進行役は、電通サステナビリティコンサルティング室の竹嶋理恵氏が務めます。
デジタルの活用で広がるロイヤルカスタマー育成の可能性


継続によって、「創費社会」への変革をもたらすアクションに


目先のことだけではない、未来を見据えた取り組みには、「継続」が大きなポイント。そのためには取り組みのプロセスや成果を可視化すること、誰もが気軽に参加し継続したいと思える雰囲気やモチベーション設計も重要でしょう。そして価値観の変革とともにアクションを社会に実装していくためには1社ではなく、さまざまな領域のステークホルダーが連携することが不可欠です。この先、プロジェクトの参画企業が増え、より良い社会を創っていく輪が広がっていくことが期待されます。
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著者

川畑 茉衣
株式会社電通
関西MCプランニング局、第3統合ソリューション局を経て、現在は2020プロデュースセンターで東京オリンピック・パラリンピックの大会プロデュースを担当。電通ギャルラボにも所属し、日々女子のインサイトを研究中。※ただし、自身の女子力と声は低め。

竹嶋 理恵
株式会社 電通
ストラテジー立案からキャンペーン構築、ウェブサイトやイベント、店舗開発まで関わり、政府広報や環境・観光・地域振興・教育・飲料・金融・スポーツなど、さまざまなジャンルの商品やサービスのプランニングに携わる。 電通Team SDGsではSDGsに関する情報発信、ソリューション開発を手掛ける。サステナビリティコミュニケーションとともに電通グループのSDGsビジネスソリューションとしてサーキュラーエコノミー構築やカーボンニュートラル推進も支援。サステナビリティ起点での事業変革を手掛ける。国際会議等での登壇や寄稿にも多数携わる。

牧野 真也
花王グループカスタマーマーケティング株式会社
花王グループの販売部門において、デジタルを活用した販促キャンペーンの企画立案・進行に従事。全国のリテールやペイメント事業者と連携した施策実現により、生活者へのブランド価値伝達、エンゲージメントづくりを担う。「お買いいもの」キャンペーンでは全体のプランニングを担当。

足立 絢香
花王グループカスタマーマーケティング株式会社
花王グループの販売部門において、デジタルを活用した販促キャンペーンの企画立案・進行に従事。全国のリテールやペイメント事業者と連携した施策実現により、生活者へのブランド価値伝達、エンゲージメントづくりを担う。「お買いいもの」キャンペーンではコミュニケーション関連のプランニングを担当。

原 壮一
株式会社NTTドコモ
外資系メーカー勤務時に、企業の責任として環境対策やコミュニティー支援活動、サステナビリティへの取り組みを経験する。株式会社NTTドコモ入社後は、データ活用による企業のマーケティング支援業務に従事。ドコモの「カーボンニュートラル宣言」実現に向け、パートナー企業と共に、経済活動と社会貢献活動の実現を目指す。ドコモのカーボンニュートラルに向けた取り組み「カボニュー」を推進。



