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NIPPON在住の、NIPPON通による、NIPPONのこれからのためのキーワード。No.2

失敗しない≠成功する

2015/01/19

2020年に向けて。そしてもっとその先を見据えて。日本はどこを目指すべきでしょうか? どうなると良いでしょうか? 多様性が大事とますます叫ばれそうな予感の今年、まずは多様な意見を聞くことから始めてみたいと思います。
ご登場いただくのは、海外のご出身で、日本にお住まいの15人の方々。日本の外からと中からの両方の視点で、またご活躍のフィールドのプロの視点で、示唆に富んだ多様なキーワードを「書」で表現していただきました。

V.Sriram_01 V.Sriram_02

失敗しないやりかたと、成功するやりかたは違います。≠(ノットイコール)です。今の日本は、成功するやりかたよりも、失敗しないやりかたを選びがちではないでしょうか。私は、成功するやりかたの方が良いと思っています。そのためには、失敗を許せない社会を変えていく必要があるでしょう。なぜか日本人の頭の中には、失敗してはいけないという思いが強くインプットされているように感じます。でも、日本の歴史を振り返ってみると、たくさん失敗している人が、実は成功していたりする。早く失敗して、早くやり直せばいい。効率よく失敗することが、成功への近道となるでしょう 。


電通総研 ジャパン・スタディーズ・グループ とは

2020年とその先に向けて、日本の魅力や強みの研究チームを電通総研に設立しました。国内外の様々な領域の方々とのつながり、そして電通の中のすべてのリソースを活かした「ネットワーク型シンクタンク」を目指しています。電通ならではの独自なアプローチ、そして風を読んだその先のカタチを一緒に創っていけるチーム力で、簡単には答えが見い出せない日本の未来づくりに貢献していきたいと考えます。