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電通報ビジネスにもっとアイデアを。

NIPPON在住の、NIPPON通による、NIPPONのこれからのためのキーワード。No.3

しょうゆ一本からはじめる。

2015/01/20

2020年に向けて。そしてもっとその先を見据えて。日本はどこを目指すべきでしょうか? どうなると良いでしょうか? 多様性が大事とますます叫ばれそうな予感の今年、まずは多様な意見を聞くことから始めてみたいと思います。
ご登場いただくのは、海外のご出身で、日本にお住まいの15人の方々。日本の外からと中からの両方の視点で、またご活躍のフィールドのプロの視点で、示唆に富んだ多様なキーワードを「書」で表現していただきました。

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歴史ある日本食の文化が今、どんどん失われています。日本人が食の迷子になっていくようですごく悲しい。だから私は、日本人のみなさんにこう提案したいのです。「しょうゆを一本選ぶとき、ちょっとこだわってみて」と。すると、この大豆はどこで育ったのか、どう作られたのかを考えるはずです。そしてそのしょうゆを小松菜に和えるとき、せっかくならおいしい小松菜をと思うはず。じゃあ今度は他の調味料もこだわってみようか、かつおぶしで出汁をきちんととってみようか…と。そうやって少しずつ日本食にもっと興味が持てるようになる。「ちゃんと」が得意な日本人ですからきっとできると思います。まずはしょうゆ一本から、はじめてみませんか。

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電通総研 ジャパン・スタディーズ・グループ とは

2020年とその先に向けて、日本の魅力や強みの研究チームを電通総研に設立しました。国内外の様々な領域の方々とのつながり、そして電通の中のすべてのリソースを活かした「ネットワーク型シンクタンク」を目指しています。電通ならではの独自なアプローチ、そして風を読んだその先のカタチを一緒に創っていけるチーム力で、簡単には答えが見い出せない日本の未来づくりに貢献していきたいと考えます。