大崎駅周辺のオフィスワーカーと住民が日々の運動でチームバトル!
ウエアラブルとSNSで、街も身体も元気にする実験イベント「エブリスポ!」開催
2015/02/13
電通国際情報サービス(以下ISID)のオープンイノベーション研究所(以下イノラボ)、スポーツクラブNAS、大崎駅西口商店会の3者は、2015年3月2日から29日まで、大崎駅周辺のオフィスワーカーと住民を対象とした参加型実験イベント「エブリスポ!」を開催する。
この実験は、ウエアラブルデバイスやSNS、デジタルサイネージなどを活用して、参加者に日々の運動を楽しく継続してもらい、地域に拠点を置く企業と地元商店会、オフィスワーカーと住民が交流し、地域での楽しみをともに広げる仕組みづくりを目指す。
実験のポイントと概要
この実験の検証ポイントは大きく二つ。一つは、歩く・走る・階段を上るといった日々の運動を、ウエアラブルデバイスやSNSを用いてチーム対抗のゲーム仕立てにすることで、参加者がどれだけやる気を維持して頑張れるか、という点。もう一つは、日頃はあまり接点のないオフィスワーカーと近隣住民がチームを組んだり、地域内に設けられたタッチポイントに必ず訪れるという仕組みが、地域コミュニティの形成に寄与できるか、という点となる。
実験には、大崎駅周辺のオフィスワーカーと住民(一般公募)各30名の合計60名が参加し、5チームに分かれて期間中の運動量(歩行量および走行量)を競う。運動量計測には、ソニーモバイルコミュニケーションズのリストバンド型ウエアラブル端末「SmartBand Talk SWR30(以下SmartBand Talk)」を用い、運営事務局からのお知らせやチーム内のやりとりにはFacebookグループを使うため、参加者は好きな場所で運動ができる。ただし、運動量をポイントに変えてチームに貢献するには、大崎駅西口の複合施設ThinkParkおよび周辺施設内(計2カ所)に設置されたデジタルサイネージに、このSmartBand Talkをタッチする必要がある。デジタルサイネージにタッチした回数や人数など、予め設定された条件をクリアするたびに、地域の商店や施設内店舗で使える割引チケットやグッズのプレゼントが用意される。
なお期間中は、一般の方も気軽に実験に参加できるよう、デジタルサイネージの前で身体を動かすとポイントが貯まるミニゲームも用意。また最終日には表彰イベントを開催し、結果発表・表彰のほか、「スポーツとテクノロジー」をテーマにした体験型イベントや地域児童向けサッカー教室等を実施する。
各者の役割
この実験を主催するイノラボは、2014年8月に立ち上げた共同研究プロジェクト「スポーツ&ライフテクノロジーラボ」を中心に、都市を構成する企業や住民、商業施設が一体となってスポーツをテーマに繋がる街づくりの研究開発を進めており、この実験は同プロジェクトで行う実証実験の第一弾となる。イノラボは、実験の企画・運営をはじめ、デジタルサイネージシステムの提供、SmartBand Talkからのデータ収集やクラウド連携、各種コンテンツ管理用システムのプロトタイプ開発および実験データの解析を実施する。
スポーツクラブNASは、参加各チームに効果的なアドバイスや激励を送るスポーツインストラクターの配置や、スポーツ医科学の観点からのデータ分析を担当する。
大崎駅西口商店会は、割引チケットやグッズ提供のほか、表彰イベントに商店会の名物ご当地キャラ「大崎一番太郎」を登場させる。
このほか、実験には以下の企業が協力する。
デバイス協力:ソニー株式会社/ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
協賛:株式会社モスフードサービス
ソネット株式会社
有限会社フットニック
プーマ ジャパン株式会社
株式会社明電舎および明電舎健康保険組合
技術協力:クウジット株式会社
「エブリスポ!」実施概要
実施期間 2015年3月2日(月)~22日(日)
デジタルサイネージ稼働時間 上記期間中の8:00~20:00 ※開催期間中に変更の可能性あり
デジタルサイネージ設置場所 大崎西口エリアの2カ所(ThinkPark 1F「THE FooTNiK」店舗内、ダイワロイネットホテル2F「スポーツクラブNAS大崎」店舗内)
参加者 チームバトル/約60名(本実験参加・協力企業の社員30名、一般公募の近隣住民30名を予定)
ミニゲーム/デジタルサイネージ稼働時間内であれば誰でも体験可能(無料)
<表彰イベント>
実施日時・場所 2015年3月29日(日)13:00~16:00 ThinkPark Arena
参加者 誰でも自由に参加可能(無料)
エブリスポ! http://www.everyspo.com
ISIDニュースリリース http://www.isid.co.jp/news/2015/0213.html