伊勢志摩サミット開催に合わせて、
日本の技術と文化をPR
2016/05/27
外務省は5月24日、伊勢志摩サミットの国際メディアセンター(IMC)アネックス内に、政府広報展示スペースを開設した(28日まで)。
関係省庁や民間企業の協力の下、内外の報道陣に向けて日本の技術・製品などを紹介した。
「インフラ・交通」「環境・エネルギー」「医療・保健」「復興・防災」「宇宙・深海」「伝統工芸」といったサミットの議題と連動するカテゴリーを設け、国際社会が抱えるさまざまな課題の解決に向けた約80点をパネルや模型、映像、体験形式で展示。多くの報道陣の関心を集めた。
屋外展示スペースでは、次世代自動車、パーソナルモビリティーの試乗や、自動ブレーキ・自動駐車システムの体験コーナーを設置。
メインアリーナでは、東京2020オリンピック・パラリンピックや、ラグビーワールドカップ2019、政府が推進するスポーツを通じた国際貢献策「スポーツ・フォー・トゥモロー」に関する展示を行った。
ダイニングでは、三重県産の食材を用いた料理、各種食材の試食などを通じて、報道陣に和食の魅力をアピールした。
27日には、IMCに隣接する伊勢フットボールヴィレッジでパラスポーツへの理解を促す「パラスポーツ体験イベント」も実施した。
パラリンピックに出場経験のあるアスリートと、地元小学生や日本在住の外国人が参加し交流を深めた。
また、開催地の三重県はアネックス内に三重情報館を設置。「伝統と革新~“和”の精神~」をコンセプトに、三重の歴史や、自然、食、産業など多様で豊かな文化を映像や展示、実演を交えて紹介した。