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Q5 世界遺産で最も認知度が高いのは?

2016/10/14

世界の人々の目に、今の日本はどう映っているのでしょうか? 日本の観光や土地、食や製品などの“ジャパンブランド”は海外でどういった評価を得ているのでしょうか?

2016年4月に世界20カ国・地域で行った「ジャパンブランド調査2016」の結果を紹介しています。今回は「知っている世界遺産」です。

A5 最も認知されている世界遺産は「原爆ドーム」。「富士山」に続き、京都や奈良の神社仏閣が上位にランクイン
 

Q5 世界遺産で最も認知度が高いのは?


オバマ大統領の広島訪問でも話題になった「原爆ドーム」が、日本の顔「富士山」を抑えてトップに。シンガポールやマレーシア、フィリピン、オーストラリアといったアジアやオセアニアの国々と北米、イギリス、ブラジルで「原爆ドーム」の認知が1位となりました。

世界遺産で最も認知度が高いのは原爆ドーム
イラスト:別府麻衣

 

また、中国(北京、上海)では「沖縄・琉球」と「北海道・知床」が、香港と台湾では「沖縄・琉球」がトップ3に入り、世界遺産の観点でも東アジアにおける地方人気が垣間見えます。地方ブームに伴い、歴史的建造物のみならず、自然や土地など幅広い日本の世界遺産の認知が徐々に高まっているようです。


<ジャパンブランド調査2016の概要>
●目的:日本の食や観光、製品など「ジャパンブランド」全般に関する海外消費者の意識と実態を把握し、企業のマーケティング活動を支援。
●対象エリア:20カ国・地域
中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
●調査手法:インターネット調査
●対象者条件:中間所得層以上の20歳~59歳男女
●サンプル数:地域ごとに200ss、計4000ss
●調査期間:2016年4月25日~5月18日

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