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世界各地の日本ファンってどんな人? ~中国編~

ジャパンブランド調査2018~「訪日者向けビジネス」へのサジェスチョン~No.8

2018/08/10

世界各地の日本ファンってどんな人? ~中国編~

電通の「チーム・クールジャパン」は2018年1~2月に、世界20カ国・地域で「ジャパンブランド調査2018」を実施。調査の結果をもとに、本連載では訪日者向けのビジネスのヒントを7回に分けて探ってきました。

さらに、これらの調査結果を国ごとに集計し、各国の日本に興味のある人たちにどういう傾向があるのかを「国別の戦略シート」としてまとめました。表面は買い物編、裏面は旅行・体験編になっており、1枚で各国の日本ファンがどういった人か分かる仕様になっています。

連載の最後に、その一例として中国編の一部をご紹介。中国の日本ファンがどういう人なのかを見ていきます。

イラスト
グラフィックデザイン:長谷川香織

Q 旅行で重視するのはどんな点?

旅行重視

「観光スポットが多い」「食事がおいしい」「その国の独自の文化が体験できる」がトップ3に。ショッピングのイメージが強い中国ですが、日本好きな方にはメジャーな観光スポットやおいしい日本食をオススメするのがよさそうです。

Q 地方で体験したいことは?

地方で経験したいこと

日本観光の王道といえる温泉や桜の他、世界平均と比べて上位に選ばれていたのは、「紅葉」「スキー」「酒・焼酎」でした。

「バイドゥ(百度)」が発表している中国人の検索動向※1でも、北海道の温泉や日本酒の検索順位が高くなっており、スキーや酒の人気がうかがえます。日本の四季を味わいながら日本酒を楽しむ、というスタイルが通好みなのかもしれません。

※1 2017年訪日中国人の検索動向ランキング
https://www.baidu.jp/info/press/jp/171226.html

 

Q 海外旅行の予算は?

予算

1円=0.058CNY※2で換算した際に最も多いのが、35万~40万円。他のアジア各地と比べると海外旅行の予算は高い傾向にあり、8割の方が30万円以上と答えています。日本での、積極的なモノ・コト消費が期待できる額といえるでしょう。

※2 中国人民元のこと。

Q メード・イン・ジャパン(日本製品)のイメージは?

メイドインジャパン

「丁寧につくられていそう」「繊細な/細やかな」「高性能」が上位に。世界的にも、日本製品は機能や品質のイメージが高い傾向ですが、中国の日本ファンの方には、きめ細やかな丁寧なつくりの製品、というイメージがより一層強いようです。


ゴールデン・スポーツイヤーズ※3が始まる来年からは、行政、自治体、企業の訪日者向けの取り組みが、ますます活発になってきています。

「ジャパンブランド調査2018」の連載は今回で最終回となりますが、調査の結果から、訪日客や海外の日本ファンのインサイト・傾向を把握し、さまざまな取り組みに生かしていただければと思います。

※3 ラグビーワールドカップ(2019年)に、東京オリンピック・パラリンピック(2020年)、ワールドマスターズゲームズ(2021年)と、国際的なスポーツイベントが続く2019年からの3年間を指す。

 

国別の戦略シート~中国編~

(表面/買い物編)

前上前下

(裏面/旅行・体験編)

裏上裏下

ジャパンブランド調査2018の概要
●目的:日本の食や観光、日本産品など「ジャパンブランド」全般に関する海外消費者の意識と実態を把握し、企業のマーケティング活動を支援。
●対象エリア:20カ国・地域
中国(グループA=北京、上海、広州、グループB=深圳、天津、重慶、蘇州、武漢、成都、杭州、大連、西安、青島)、香港、台湾、韓国、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ(北東部・中西部・南部・西部)、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
※東アジア(中国、香港、台湾、韓国)
※ASEAN(シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン)
●調査手法:インターネット調査
●対象者条件:中間所得層以上の20~59歳男女
※「中間所得者層」の定義:OECD統計などによる各国平均所得額、および社会階層区分(SEC)をもとに各国ごとに条件を設定
●サンプル数:中国はA・B300人ずつ計600人、アメリカは600人、それ以外の地域は各300人合計6600人
●調査期間:2018年1月12日~2月16日

電通 チーム・クールジャパン
日本の文化や強みを生かした商品・サービスを海外市場に展開していく「クールジャパン関連事業」推進のために発足した電通の全社横断プロジェクトチーム。海外展開するクライアント企業の担当者やメディア・コンテンツ担当、海外の現地法人ネットワーク担当、プロデューサー、プランナーが集まり、魅力的な日本を世界に打ち出していく取り組みを行っています。