電通、スイスを代表するデジタルトランスフォーメーション・プレイヤーでブランドコマース領域に強みを持つ「ブルーインフィニティ社」の株式100%取得で合意
2017/01/16
01月16日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2017年01月16日
電通、スイスを代表するデジタルトランスフォーメーション・プレイヤーでブランドコマース領域に強みを持つ「ブルーインフィニティ社」の株式100%取得で合意
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、スイスを代表するデジタルトランスフォーメーション・プレイヤーで、ブランドコマース領域に強みを持つ「blue-infinity (Switzerland) SA」(本社:ジュネーブ市、CEO:Christophe Martin、以下「ブルーインフィニティ社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。
ブランドコマースとは、オンライン・オフラインを区別することなくシームレスに捉え、顧客のブランド体験と購買を統合させるビジネスソリューションです。
2001年にスイスで設立されたブルーインフィニティ社は、現在では5カ国に7つの事業所を構え、500名以上のエキスパートを抱える企業へと成長しています。事業領域は、デジタルトランスフォーメーション、デジタルマーケティング、CRM、Eコマース、クリエーティブ/UX(ユーザーエクスペリエンス)など多岐にわたり、Salesforce、Microsoft、Appleなどに代表される企業とのパートナーシップにより、小売・金融・製薬など業界大手の企業100社以上に質の高いサービスを提供しています。また同社は、国際的な広告祭で数々の賞を受賞しています。
具体的なケーパビリティーとしては、次のようなものが挙げられます。
Eコマース、コンテンツ、マーケティングおよびデータプラットフォームに関するシステム統合とテクノロジー/ソフトウェア開発。
ビジネスモデル、プロセス再検討、新製品/ブランド開発などの変革に関する戦略策定や、オムニチャネル・ソリューションの提供による事業改革領域でのコンサルティング。
ブランドと消費者のすべてのコンタクトポイントにおける一貫したエクスペリエンスデザイン(クリエーティブ、ユーザーエクスペリエンスを含む)。
データ活用による、各種デバイスやチャネルにおけるコンシューマージャーニーの過程での、コンバージョン(購買実績)やエンゲージメント(ブランドへの関与)の向上。
株式取得後、当社はブルーインフィニティ社を当社グループの10のグローバルネットワーク・ブランド※の1つでデジタル領域のサービスを提供しているIsobar(アイソバー)のネットワークに組み込みます。これにより当社は、グローバル展開するアイソバーネットワークのプレゼンスと専門性を高めることで成長戦略を加速させていきます。
なお、本件が当社の2017年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。
※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand Agencies)、Dentsu media、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。
【ブルーインフィニティ社の概要】
社名:blue-infinity (Switzerland) SA (ブルーインフィニティ社)
本社所在地:スイス・ジュネーブ市
※ポルトガル、チェコ、香港、米国にも拠点を置く
設立:2001年6月
株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):5,854万スイスフラン(約66.6億円)(2015年12月期)
代表者:Christophe Martin (CEO)
従業員数:500名以上
事業内容:デジタルトランスフォーメーション、デジタルマーケティング、CRM、Eコマース、クリエーティブ/UX(ユーザーエクスペリエンス)全般のサービスを提供
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0116-009131.html