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コラントッテ
大切な人を身元不明の事態から守る
新システムを開発

2017/01/17

    磁気健康ギア「Colantotte(コラントッテ)」を製造・販売するコラントッテは1月11日、東京・千代田区の東京海上日動火災保険で新サービスの発表会を行った。

    同日から提供が開始された「CSS(コラントッテ・セーフティ・システム)」は、事故や災害、急病などが起こった際、大切な人を身元不明の事態から守るために開発されたサービスで、CSS管理センターのフリーダイヤル電話番号とユーザー固有のIDが刻印されたペンダントを身に着けておくことにより、意識不明の事態に陥った場合でも身元確認が可能になるというもの。

    ペンダントは磁気健康ネックレスとしての機能がある一方、GPS機能などはなく、不測の事態に遭った被害者(契約者)を発見した人や警察官から電話通報を受けたCSS管理センターが、事前登録された家族や職場などに連絡を行うシンプルなシステムで、電池切れや故障の心配がないため災害発生時の身元確認でも効果が期待される。

    また、東京海上日動火災保険と提携した損害保険が付帯しているため、CSSサービスの申込みと同時に、自動的に損害保険サービスを受けることができる。

    コラントッテの小松克已社長は、東京に住むある高齢者が消息不明となり、保護された群馬県で7年後に身元が判明したというニュースが同サービス開発のきっかけになったことに触れ、「もし自分の親が7年間、生きているか死んでいるか分からないという事態になったと思ったら居たたまれない。コラントッテは身に着けるものなので、何かできないかと考えて開発に至った」と話した。

    同サービスに参画・提携している東京海上日動火災保険の高野耕一常務は、「近年、突発的な災害、事故が多発している。また認知症による徘徊で身元不明になり、確認に時間がかかるケースもある。それらの社会的な課題を解決するために情熱をもって取り組んでいるコラントッテの挑戦を、保険商品の提供を通じてバックアップしたい」とあいさつした。

    小松社長(左)と高野常務

    コラントッテとアドバイザリー契約を結んでいるフィギュアスケートの宇野昌磨選手は、ビデオメッセージを寄せ「コラントッテは以前から愛用していて競技中も着用している。CSSは身に着けて健康になり、万一の場合にも身元照会サービスで家族にいち早く会えるなど、これからの社会に役立つサービスだと思う。スポーツ中のアクシデントにも役立つシステムなので、安心して外出やスポーツを楽しんでほしい」とコメントした。

    コラントッテ・オフィシャルサイト:
    http://www.colantotte.jp/