電通、ウェブ広告の価値毀損測定で世界最大手のインテグラル・アド・サイエンス社から日本初のパートナーに認定
2017/03/14
03月14日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2017年03月14日
電通、ウェブ広告の価値毀損測定で世界最大手のインテグラル・アド・サイエンス社から日本初のパートナーに認定
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、広告価値毀損測定の世界最大手であるインテグラル・アド・サイエンス社(日本オフィス:東京都品川区、代表取締役:藤中 太郎 以下「IAS社」)※1から、日本初の「サーティファイド・ビューアビリティ・パートナー」※2の認定を受けました。
プログラマティック広告が急速な勢いで拡大し広告システムがますます自動化していくウェブ広告では、それと比例する形で広告取引の確認が難しい部分も多くなってきました。そのため「広告がしっかり見られているか」(ビューアビリティ)、「広告が“人”ではなく“機械”によって閲覧やクリックがなされていないか」(アドフラウド)、「不適切なサイトに広告表示されていないか」(ブランドセーフティ)といった広告の価値毀損に関わる問題が表出しております。
当社はこのような状況下、ウェブ広告の広告毀損のリスクを最小化すべく、電通PMP※3を中心に第3者機関による広告毀損リスクの計測と対策を進めてきました。これらの取り組みの結果、世界最大手であるIAS社から日本企業では初となる「サーティファイド・ビューアビリティ・パートナー」の認定を受けました。
今後も電通PMPをはじめ、特にプログラマティック取引において、広告毀損のリスクを最小化するさまざまな取り組みを強化してまいります。
※1 インテグラル・アド・サイエンス(IAS)社:場所やデバイスを問わず、インターネット広告主のための
安全かつ高品質な広告掲載面環境およびデジタルキャンペーンの透明性を提供するグローバル・テクノロジー企業。提供するソリューションはグローバルトップ100広告主のうち80社、2,500社を超えるパブリッシャー、150社を超えるテクノロジーパートナーに採用されている。また、アドベリフィケーション計測ベンダーとして最多となるデスクトップ・モバイル・ディスプレイ・動画ビューアビリティ、および不正インプレッション検知(Sophisticated Invalid Traffic)全てで MRC(Media Rating Council: メディア調査会社の監査や認定審査を行なう米国の業界団体)の認定を得ている。
※2 サーティファイド・ビューアビリティ・パートナーおよびサーティファイド・ビューアビリティ・パート
ナー・プログラム(Certified Viewability Partner Program):加盟する媒体社、代理店、テクノロジーベンダーは、IAS社が提供する業界で唯一の「ディスクレパンシー・フリー」(Discrepancy Free: サプライ・デマンド双方で乖離・誤差の発生しないこと)データやソリューションを駆使した広告取引・運用を実施することで、グローバル全体で1,600社を超えるIAS利用広告主やデジタル業界全体に対し、デジタルキャンペーンの透明性と健全化にコミットすることになる。
※3 電通PMP:独自形成の大規模プライベート・マーケット・プレイスで、広告主が媒体社の保有する付加価
値の高い限定されたプレミアム広告枠を優先的に買い付けることができる自動取引の仕組み。広告主・広告会社・媒体社が、広告の掲載サイトや価格について事前に取り決めを行うことで、広告掲載サイトの把握と取引の透明性の確保を容易にすることが可能。広告主や媒体社が抱えるさまざまな課題を解消し、企業のブランド価値向上に貢献する日本のインターネット広告市場における新たな取り組みでもある。
多くの優良広告枠をそろえており、参画する媒体社は約250社に上る(2017年3月時点)。
すでにディスプレイ広告や動画広告(Premium Videoシリーズ)のサービスをローンチしている。
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0314-009192.html