電通、スウェーデン最大級のデータ分析・デジタル広告運用会社「アウトフォックス社」の株式95%取得で合意
2017/06/02
06月02日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2017年06月02日
電通、スウェーデン最大級のデータ分析・デジタル広告運用会社「アウトフォックス社」の株式95%取得で合意
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、スウェーデンのデータ分析・デジタル広告運用会社「Outfox Intelligence AB」(本社:ストックホルム市、Director of Operations:Lars Johansson、Director of Analytics: Christoffer Luthman、以下「アウトフォックス社」)の株式95%を取得すること、および今後完全子会社化するオプションを当社グループが有することにつき、同社株主と合意しました。
2010年に設立されたアウトフォックス社は、創業者2名を含む14名のトップクラスのコンサルタントを抱え、設立以来堅調に業績を伸ばしています。同社は、グーグル社のサーティファイド・パートナーに認定されている他、グーグル社がグローバルに認定している「Googleアナリティクス360 Suite」※1の認定リセラーの上位10社の1つに選ばれており、スウェーデンを含む北欧地域の同認定リセラーとしても高い評価を得ています。
株式取得後、当社はアウトフォックス社を当社グループのグローバルネットワーク・ブランド※2の1つでデジタル・パフォーマンス領域に強みを持つiProspect(アイプロスペクト)のネットワークに組み込み、グループ会社との連携によるビジネス強化を図っていきます。特にデジタル広告をより正確なターゲットに、よりタイムリーに届けるトレーディングデスク・サービスを提供しているAmnet(アムネット)との協力関係を深め、北欧におけるグループ内での相乗効果を高めていきます。
なお、本件が当社の2017年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。
※1 「Googleアナリティクス360 Suite」は、データ収集・分析、意思決定、アクションまでを包括的に提供するサービスで、Googleアナリティクス360 認定リセラーまたはGoogle との直接契約により利用できるサービスです。すべての認定リセラーは厳しい要件を満たしており、Google から直接利用する場合と同等のサービスを提供しています。日本では、株式会社電通デジタルなど7社が認定されています。
※2 電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand Agencies)、Dentsu media、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。
【アウトフォックス社の概要】
社名:Outfox Intelligence AB (アウトフォックス社)
本社所在地:スウェーデン・ストックホルム市
設立:2010年5月
株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 95%
収益(Revenue):1,893万スウェーデンクローナ(約2.4億円)(2016年12月期)
代表者:Lars Johansson (Director of Operations)
Christoffer Luthman (Director of Analytics)
従業員数:14名
事業内容:データの収集・分析・提供およびウェブ広告の最適化の提供
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0602-009302.html