ストーリーテラーの藤森さんが、
「謎の国 諏訪の国」をPR
2017/11/09
よしもとクリエイティブ・エージェンシーは11月8日、新宿区の同社東京本部で「謎の国 諏訪の国」PR会見を開催した。
長野県の諏訪地方は2016年、観光地域ブランドとして「諏訪の国」を立ち上げた。ブランドの創設に当たっては、諏訪地方観光連盟の主催で、6市町村(岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪市、富士見町、原村)の事業者約200人が中心となって推進してきた。
「御柱」「諏訪湖」「八ケ岳」のパワーをシンボルにしたロゴを作成し、積極的な誘客キャンペーンを行っている。
豊かな「文化」にあふれ、不思議な「謎」に満ちた魅力ある国として、キャッチコピー「謎の国 諏訪の国 」の下、独自のイメージ展開を図り、「謎の国」のストーリーテラーとして、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん(同地方出身)を起用している。
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今回のPR会見では、地域のとっておきの一品を集めたブランド「SUWAプレミアム」と、「謎の国 諏訪の国」のストーリーに合わせて作った回遊観光コースが披露された。
会場には司会のピン芸人・タケトさんと、諏訪エリア観光特使を務める藤森さんが登場。藤森さんはキャンペーンで着用している、タキシードにシルクハットのいでたちだ。
諏訪市の金子ゆかり市長はビデオメッセージで「今日は、“東洋のスイス”といわれる諏訪の工業技術をモノづくりに生かした商品と、当地のロマンチックな伝説やスポットなどを回る観光コースを特使が紹介します」とあいさつした。
藤森さんはこれを機会に、恋に悩む後輩のお笑い芸人に「諏訪の国」を勧めたいと、誠子さん(尼神インター)、山崎ケイさん(相席スタート)、おばたのお兄さんの3人を呼び込んだ。
藤森さんは、3人を“恋愛下手の問題児”とイジり、「恋愛力をアップするには、物事を見極める力を身に付けろ」とSUWAプレミアムを紹介する新作ムービーを上映。3人は、酒杯や単眼鏡、万年毛筆の説明を聞いて手に取り、その素晴らしさに驚きを隠せなかった。
次に藤森さんは、九つの観光ルートを紹介した「謎の地図」を配布。その中から「後輩に、恋を成就してほしい!」と「恋結び巡礼」ルートを紹介。3人は、藤森さんの“恋の名(迷)言”と、ロマンチックなスポット巡りに「彼氏できますか?」「結婚できますか?」と大盛り上がり。藤森さんは全てに「できます!!」と断言し、特使の威厳を見せた。
藤森さんは最後に「諏訪には、まだまだ伝えきれない魅力がたくさんある。ぜひ現地を訪れてほしい。でも、僕の実家は勘弁してね」と笑いで締めた。
「諏訪の国」公式サイト:https://nazonokuni.suwa-tourism.jp/
「諏訪プレミアム」ムービー:
https://nazonokuni.suwa-tourism.jp/project.php