カテゴリ
テーマ

前回に引き続き、電通イージス・ネットワークのカラが発表した「TOP 10 TRENDS」から、2018年のデジタルの10大潮流を紹介する。

4-1

エアビーアンドビーやウーバーなどの新しいビジネスモデルが創立10周年を迎えようとする中、他の企業は小規模でも大きな利益を得る可能性があるニッチなビジネスモデルを模倣し始めているようだ。例えば、ラグジュアリー市場やBtoBなどの分野。ここでは簡単にいくつかの事例を紹介する。

「Plum Guide(プラムガイド)」はエアビーアンドビーの豪華版。このガイドに掲載されるためには、シャワーの水圧やシーツ類の品質など、150項目ものチェックリストに合格する必要がある。

「Appear Here(アピア・ヒア)」や「Storefront(ストアフロント)」などのサービスは、エアビーアンドビーのビジネスモデルを活用して、ポップアップストア用の小売スペースをレンタル。ユーザーは適切な場所にスペースを見つけることができて、賃貸契約も簡単なところが特徴だ。

4-2

「CoWorker(コーワーカー)」は、トリップアドバイザーのシェアオフィス版。このサイトを使ってユーザーは仕事場を探し出し、ユーザーのレビューも閲覧できる。

「Trouver Le Bon Taureau(トルベ・ル・ボン・トロー)」は、なんと雄牛のデートアプリ!
 農家は自分が所有する雄牛をリストに掲載し、他の農家に貸し出すことができるのだ。

ここ10年以上にわたって、デジタルを活用した多くのビジネスモデルの有効性が実証されてきた。自分が関わっている業種にも有効な新しいビジネスモデルがあるか、考える余地があるかもしれない。

この記事は参考になりましたか?

この記事を共有

著者

Carat’s TOP 10 TRENDS

Carat’s TOP 10 TRENDS

電通イージス・ネットワーク傘下のCarat(カラ)が毎年恒例で発表する「TOP 10 TRENDS」。世界最大級のメディアエージェンシーの立場から、台頭するテクノロジーや現象を、広告主にとって重大な影響をもたらす局面にあるかどうかの視点で検証する。Caratは、独立系調査機関RECMAのリポート「Network Diagnostics」最新版でグローバルメディアネットワークの1位に選ばれた。 オリジナルリポートは、<br/><a href="https://www.slideshare.net/NextGenerationMedia/carats-10-trends-for-2018"target="_blank">https://www.slideshare.net/NextGenerationMedia/carats-10-trends-for-2018</a>

あわせて読みたい