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「特殊で何が悪い?」
日本特殊陶業、新CMに岡田准一さん

2018/03/09

    日本特殊陶業は3月8日、新テレビCM発表会を東京・中央区の時事通信ホールで開催した。同社は一昨年、創立80周年を機に俳優の岡田准一さんをCMキャラクターに起用した企業広告を開始。今年も引き続き岡田さんを起用し、テレビCM「スピーチ」編を同11日から放送する。

    CMでは、同社が挑む新規事業領域を象徴する「荒野のように広がる前人未到の土地」を舞台に、岡田さんがチャレンジ精神やものづくりに欠かせない斬新な発想など、同社の熱い思いを語り掛ける。「特殊で何が悪い?」と力強く訴える宣言を終えた後、何百人もの社員と共に全力疾走する岡田さんの姿が印象的だ。

    冒頭、尾堂真一会長兼社長は「当社を取り巻く外部環境は大きな転換期を迎えている。80年間チャレンジ精神と斬新な発想を大切にしてきたことを生かし、企業として今まで以上に飛躍するため『環境・エネルギー』『次世代自動車』『医療』といった新規事業領域に対して、社員一丸となって挑戦する。昨年から起用した岡田さんの、タレントのみならず俳優としての活動にフィールドを広げて挑む姿に感銘を受けた。新CMでは、当社の挑戦の姿勢をさらに力強く表現した」と、あいさつした。

    岡田さんは、撮影を振り返り「昨年放送したCMもすごく走ったので、今回も撮影当日はやる気満々で、走る準備を万全にして臨んだ」と笑顔を見せた。また、百人を超える人数で全速力で走ったことに「自分がせりふを叫んだ後、タイミングを合わせて走り出さなければならなかったので、気持ちを一つにする必要があった。やりがいがあり、面白かった」と話した。

    また、来る4月にちなんで、同社から新社会人に向けたメッセージ3カ条「夢に熱くあれ・リスクを恐れるな・新しいことに挑戦し続けろ」を発表。

    岡田さんは「夢を忘れずに持ち続けることは大切。毎日に一生懸命で、夢を見失っている期間があってもいいけれど『あ、今自分は本気を出してない』と自覚して、スイッチを入れ直して、また夢に向かって走るのが大切。リスクは恐れなくていい。リスクと捉えるか自分に対する投資と捉えるかは、自分次第。これからも新しいことにもっと挑戦したいし、『この人にこんなことをさせたい』と感じてもらえる人間でありたい」と熱く語った。

    「特殊で誰も到達したことがないようなことを切り開く会社はとても重要な存在。荒野で走るシーンは、新しいことに挑戦する同社の思いを具現化したもの。そこを感じてもらいたい」と締めた。

     

     

    公式サイト:https://www.ngkntk.co.jp/special/tokushu/