電通とクロステック・マネジメント、共同でIoTプロダクト開発支援事業を推進
2018/03/09
3月9日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2018年3月9日
電通とクロステック・マネジメント、共同でIoTプロダクト開発支援事業を推進
― 新設「クロステックファクトリー」(仮)から新技術開発を目指す ―
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、IoTクリエーターの育成やスタートアップ事業を支援する「株式会社クロステック・マネジメント」(本社:京都府京都市、社長:北村 誠)と共同で、IoTプロダクトの開発支援事業を推進していきます。
両社は、京都造形芸術大学が学内に新設する、IoTプロダクトなどの開発が可能な工作機器を備えた「クロステックファクトリー」(仮)で、新しい技術やサービスの開発支援を行うとともに、新規事業開発を進める企業とのマッチングを図ることでプロダクトアウトを目指します。
同ファクトリーは、同大学のクロステック・デザインコース(※1)の学生だけではなく、近隣の学生や社会人、スタートアップにも門戸を開いていき、利用を促進することで、新しい技術やサービスの開発拠点へと進化させていきます。
本事業の特徴は、両社の専門家が加わることで、往々にして「作って終わり」だったIoT関連のモノづくりに、世の中が求める「共感」という視点を取り入れ、「テクノロジー×デザイン×共感」のイノベーションを志向する点にあります。
電通からはトップクリエーターや事業開発の専門家、クロステック・マネジメントからは米アカデミー賞受賞映画「おくりびと」の脚本や「くまモン」のプロデュースを手掛けた小山 薫堂氏、コミュニケーションクリエイターの軽部 政治氏、IoTをリードするエバンジェリストである小笠原 治氏らが開発支援に加わり、新しい作品・技術・サービス・知的財産などの創出や企業とのマッチングを図ります。
また、プロダクトアウト後は、企業のマーケティング活動をワンストップで支え、社会で「共感」される商品・サービスへと深化させていきます。
<クロステック・マネジメントの概要>
社名:株式会社クロステック・マネジメント(http://xtech-m.co.jp/)
所在地:京都府京都市左京区北白川瓜生山2番地116号(京都造形芸術大学内)
設立:2016年10月27日
代表者:代表取締役 北村 誠
資本金:2,577万円
主要株主:学校法人瓜生山学園(※2)、株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ(※3)、株式会社ABBALab(※4)、株式会社電通
事業内容:IoTクリエーターの育成・支援、スタートアップモデル事業
※1 クロステック・デザインコース
(https://www.kyoto-art.ac.jp/art/course/x-techdesign/lp/)
京都造形芸術大学が本年4月に新設。クロステックファクトリー(仮)を活用し、さまざまな分野・領域を横断したテクノロジーにデザイン的価値をクロスさせ、イノベーションを起こす人材を育てていく。
※2 学校法人瓜生山学園
(https://www.kyoto-art.ac.jp/info/about/relevance/uryuyama/)
京都造形芸術大学、京都芸術デザイン専門学校、京都文化日本語学校の3校を擁する教育機関。2017年で創設40周年を迎え、同法人の学生数は1万名を超える。
※3 株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ
(http://www.orange-p.co.jp/)
京都造形芸術大学副学長でもある小山 薫堂氏が代表取締役社長、軽部 政治氏が代表取締役副社長を務める。従来の枠組みにとらわれない企画力によって、人と社会を元気に幸せにする「新しい価値」を世の中に提供する会社。
※4 株式会社ABBALab
(http://abbalab.com/about.html)
DMM.makeのエバンジェリストや、さくらインターネットやメルカリのフェローを務め、経済産業省新ものづくり研究会委員などを歴任した小笠原 治氏が代表取締役を務める。シード投資やシェアスペースの運営などスタートアップの支援事業を行う。
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0309-009482.html