電通、ラテンアメリカにおけるデジタルマーケティングサービスを強化
2018/07/12
7月12日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2018年7月12日
アルゼンチン独立大手デジタルエージェンシー「グローバルマインド社」株式100%取得
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」(※)を通じて、アルゼンチンの独立系大手デジタルエージェンシー「Global Mind S.A.」(本社:ブエノスアイレス市、創業者兼CEO:Marcelo Montefiore、以下「グローバルマインド社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。
2001年に設立されたグローバルマインド社は、デジタルマーケティング戦略の策定、デジタル広告の制作・配信、運用型広告の実施・検証、ソーシャルメディア活用、SEM(検索エンジンマーケティング)、SEO(検索エンジン最適化)、データ管理・分析など、デジタルマーケティング領域全般のサービスを提供することで成長を遂げてきました。
現在では約120名の社員を抱え、米国マイアミ市にも営業拠点を構えて、アルゼンチンのみならずラテンアメリカ地域全般で専門性の高いサービスを提供しており、大手デジタルエージェンシーとしての地位を確立しています。
株式取得後、当社はグローバルマインド社を、当社グループのグローバルネットワーク・ブランド(※)の1つでデジタルパフォーマンス(運用型広告)領域に強みを持つiProspect(アイプロスペクト、本拠地:英国ロンドン市)と連携させることで、アルゼンチンを基点にラテンアメリカにおけるデジタルマーケティング関連サービスの強化と事業規模の拡大を図ります。
当社は本年4月に、ラテンアメリカにも事業展開する米国M8社、およびチリ・ホワイトラベル社の買収を行いましたが、今回のグローバルマインド社の買収により、当社グループの同地域における成長戦略をさらに加速させていきます。
なお、本件が当社の2018年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。
※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(本社:英国ロンドン市)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu (Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。
【グローバルマインド社の概要】
社名:Global Mind S.A.(グローバルマインド社)
本社所在地:アルゼンチン・ブエノスアイレス市(米国マイアミ市にも営業拠点を持つ)
設立:2001年1月
株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):3億2,700万アルゼンチン・ペソ(約13.3億円)(2017年12月期)
代表者:Marcelo Montefiore(創業者兼CEO)
従業員数:約120名
事業内容:デジタルマーケティング領域全般のサービスを提供
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0712-009565.html