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IPC・パーソンズ会長が講演 パラリンピックの意義、2020年への 思いを語る

    2018/07/10

    IPC・パーソンズ会長が講演
    パラリンピックの意義、2020年への
    思いを語る

    7月9日、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が、東京・港区の虎ノ門ヒルズで講演会(主催=電通 協力=IPC)を行った。
    2020年東京オリンピック・パラリンピックのパートナー各社をメインに、大会組織委や日本パラリンピック委員会、東京都、各競技団体などの関係者を対象にしたもので、約500人が出席した。
    会長は、パラリンピックの価値や目的、東京大会への期待や思いを語った。

    冒頭、電通の高橋惣一執行役員は、パーソンズ会長について、2017年9月にアブダビで行われたIPCの総会で新会長に選出されたと紹介。「今日の講演が、パラリンピックムーブメントを支えていただいている多くの皆さまにとって、2020年大会やその後の活動を考える上で、大きな示唆になれば」とあいさつした。

    パーソンズ会長は講演に先立ち、西日本の豪雨よる犠牲者への黙とうを呼び掛け、出席者と共に祈りをささげた後に話を始めた。
    会長は、パラリンピックおよびIPCの成り立ちや歴史、国際オリンピック委員会との関係性に触れながら、パラリンピックの目的は「アスリートのパフォーマンスを通じて、世界を変えること、障がい者への考えを変えることだ」とした。それは、2020年大会でも同様で、関係者にはぜひ新しいアイデアを提案してほしいと述べた。
    また近年の大会は、テレビ放送の視聴率やメディアでの取り上げ、チケット販売などが好調で、東京大会ではそれらがさらに増加するだろうと話した。
    世代的には、子どもたちへの教育を重要視しているとして、将来、社会の中でさまざまな決定権者となる子どもたちにぜひ大会を観戦してもらい、障がい者やパラスポーツへの理解を深めてほしいと語った。

    パラリンピックの未来については、認知度のアップとポジショニングの確立が大切として、アジアは重要なプラットホームであることから、東京大会は大きなチャンスと捉えていると話し、政財界へのさらなる協力を訴えた。
    パートナー企業については、ムーブメントを盛り上げるためのアクティベーションに期待したいとして、世界に向けSNSなどを活用した拡声器の役割を担い、世界を変革する力になってほしい、そして、多くの企業でパラアスリートや障がい者が普通に働ける環境をつくってほしいと話した。
    最後にパーソンズ会長は、大成功だった2016年リオ大会のクリップ動画を紹介し「2年後、こんな素晴らしいイベントが皆さんの目の前で繰り広げられます。皆さんをパラリンピックに招待します!」と結んだ。