親子で楽しめるツアー「meiji ドリームキッズ for TOKYO 2020」募集開始
2019/10/23
東京2020大会のゴールドパートナーである明治は、大会開催中にスタジアム観戦やアスリートとの交流などさまざまな特別体験プログラムを親子で楽しめる2泊3日のツアー「meiji ドリームキッズ for TOKYO 2020」の募集を10月20日に開始し、同日、東京・板橋区の東洋大学 総合スポーツセンターでキャンペーンの発表会を行った。
ツアーはゴールドパートナーならではの6コース(26種類)が用意される。募集は270組、計540人。
特設サイトURL: https://www.meiji.co.jp/power/olympic/dream-kids/
会には、小学生を含む一般の親子約200人が参加した。また、ゲストとして体操競技女子の村上茉愛選手、レスリング男子の乙黒拓斗選手、パラ陸上競技の井谷俊介選手が出席した。
村上選手は一般応募で招待された子どもたちに、「スポーツの大切さと、食の大切さを学んでほしい」と呼びかけ、乙黒選手は「この機会にレスリングに興味を持って、身体を動かすことを楽しんで」、井谷選手は「スポーツや食生活の勉強をして、より良い生活を送ってほしい」とあいさつした。
続いて、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さんと西村瑞樹さんが「meiji ドリームキッズ応援隊」としてステージに登場した。
ランドセルと黄色い帽子を身に着け小学生に扮した西村さんを見ても子どもたちの反応が薄いことに、お父さん役の小峠さんは「誰も笑ってねーな」と苦笑いした。
キャンペーンの応募には、子どもと保護者がそれぞれ「あなたの夢を教えてください」「あなたの子どもをオリンピック・パラリンピックへ連れていきたい理由」というテーマの作文が必要になる。自身の夢を聞かれた小峠さんが「ボクはコンビ解散ですね」と即答し、西村さんが「すぐできますね。夢じゃないですね」と合いの手を入れると会場が笑いで包まれた。
井谷選手は三重県出身で、幼い頃から鈴鹿サーキットのカーレースの観戦に通い、夢はカーレーサーになることだったそうで、「パラ陸上引退後はその夢をかなえたいと思っている」と目標を明かし周囲を驚かせた。
夢を叶えるために日々行っているトレーニングとして村上選手は美しい倒立を披露し、乙黒選手が約50キロのダミー人形を相手に豪快な投げ技を実演すると、会場の子どもたちから大きな拍手が送られた。
アスリートの演技を見た西村さんは倒立にチャレンジし、一回転して背中をマットに打ち付けるなど大失敗したものの、小峠さんの補助を受けてどうにか成功。小峠さんはダミー人形の重さに驚きながら「これであのパフォーマンスを見せるのはすごい」と乙黒選手の技術を称賛した。
村上選手は東京2020大会について、「体操女子はメダルが取れるところまでいっていないので、女子も強いところを見せたい」と意欲を見せ、乙黒選手は「出るからには、しっかり金メダルを取りたい。期待してほしい」と宣言。そして井谷選手は「最高の走りを最高の舞台で」と力強く語った。