東京2020大会に向けて、協賛ジャンボ宝くじ発売
2020/02/05
2020年最初のジャンボ宝くじ「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」「同ジャンボミニ」が2月3日、全国で発売された。
両ジャンボは、今年開催される東京オリンピック・パラリンピックの準備・運営に収益金の一部が役立てられる。ジャンボは1等2億円、1等前後賞が各5000万円で、1等・前後賞合わせて3億円の高額賞金になる。ジャンボミニは1等2000万円、1等前後賞が各500万円で、合わせて3000万円。東京2020公式ライセンス商品でもあるくじ券には、東京大会のロゴマークが描かれている。
同日、多くの宝くじファンが発売待ちの列をつくる東京・中央区の西銀座チャンスセンターで記念イベントが開催され、元体操女子日本代表の田中理恵さん、元バドミントン日本女子代表の潮田玲子さん、お笑いコンビ「ぺこぱ」のシュウペイさんと松陰寺太勇さんがトークショーを行った。
同ジャンボのテレビCMに出演している潮田さんは、2020年大会の開催都市が東京に決定した瞬間を再現したシーンについて、「最初に台本を見た時、いきなり喜べるか不安でしたが、エキストラの方々の歓喜につられて、一気にテンションが上がった。本当にその場にいたような気分になった」と、現場の盛り上がりを振り返った。
2013年、決定の現場に立ち会っていた田中さんは「皆で団結して練習を積み重ね頑張ったプレゼンだったので、全員で勝ち取ったとの思いが強かった。ここからがスタートだと、身が引き締まった」と、歴史の1ページに関わった経験を明かした。
東京大会で注目している競技について、松陰寺さんは自身がプレーしていた野球、シュウペイさんは昨年日本中が熱狂したラグビーに触れ、7人制ラグビーと答えた。
「テレビCM」記事:「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」CM 7年前の「TOKYO!」の名シーンを脚色(メーキング映像あり)[2020.01.30]
「3億円が当たったら?」の質問に、潮田さんは「引退後は練習場所が確保しづらいので、体育館を建てる」として「子どもたちを教えたり、イベントを開いたりしたい」と夢を語り、田中さんは「現役時代はプライベート旅行をしたことがない。遠征で多くの国に行っても競技会場とホテルの往復だけ。ぜひ世界一周旅行をしてみたい」と発表した。
シュウペイさんは「自分の主演映画をつくる。3億円かけて主演、監督、脚本を全て手掛け、自分の生い立ちを知ってもらいたい」、紫色の衣装がトレードマークの松陰寺さんは「3億円の紫のスーツを作る」と、お笑い芸人らしくボケを放った。
公式サイト:
https://www.takarakuji-official.jp/special/2020J/