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デジタル広告・マーケティングのアワード「コードアワード2014」の受賞作品が決定

2014/07/10

    グランプリはエバラ食品工業の「お口の中の遊園地」、一般投票によるパブリックベストはロッテの「自撮り48」が受賞

     
     

    デジタル広告・マーケティングのD2Cは、「コードアワード2014(※)」の受賞作品全13作品を決定した。

    このアワードは、2013年4月1日から2014年3月31日の期間、各種デジタルを活用し実施・開始されたマーケティングコミュニケーションの事例を対象に、学識者、クリエーティブ、セールスプロモーションなどのマーケティングのスペシャリスト計8名により審査が行われグランプリ及び各賞を含む合計13作品が選出された。

    審査の結果、「コードアワード2014」のグランプリは、「おくちの中の遊園地」(エバラ食品工業)に決定。野菜嫌いの子供が増加傾向にある中で、若い母親層を主な対象とし、子供が楽しんで野菜を食べるきっかけづくりをコンセプトにした作品。パソコンの前で口を動かすだけでゲームが操作できる新たな仕組み“食べる”ウェブサイトにおいて「ヴァーチャルに野菜を食べる体験を提供したこと」、キャンペーンイベント「骨伝導テクノロジーを利用して楽しんで野菜を食べること」の2点が評価された。

    グランプリ以外の各賞では、「ベスト・イフェクティブ」に、「MUJI passport」(良品計画)、「ベスト・ブランディング」には、「オレたちのゆきこたんプロジェクト」(雪印メグミルク)、「ベスト・キャンペーン」には、「3D on the Rocks」(サントリーホールディングス)、「ベスト・ユーズ・オブ・メディア」には、「さわれる検索」(ヤフー)がそれぞれ選出。さらに一般投票により選ばれる「パブリックベスト」には、「自撮り48」(ロッテ)が選出された。

    今回の候補作品には、“デジタルとリアルの融合”を図った作品が数多く登場。近年その重要性が増している統合型マーケティングにデジタルが組み込まれ、生活者の新たな「体験」を創出する作品が増加した。審査員長を務めた恩藏直人(早稲田大学商学学術院教授)氏は「コードアワード2014」を振り返り、「この数年、情報技術の発展による消費行動の変化という面ばかりが指摘されてきた感があるが、企業側による情報機器の利用水準も明らかに高まっている点に触れ、消費者と企業との接点が従来のマーケティングでは考えられなかったような高いレベルで展開されつつある」と総評した。

    また、作品詳細および贈賞式の一部コンテンツの動画配信等は、コードアワードオフィシャルサイト(www.codeaward.jp/)にて見ることができる。


    ※「コードアワード」は、モバイル広告およびモバイルマーケティングの健全な発展と普及を目的として、2002年より開催されてきた「モバイル広告大賞」が前身。2014年よりその対象をデジタル全域へと拡大し、リニューアルする総合デジタル広告・マーケティングのアワード。

     

    ■概要

    選考対象
    2013年4月1日から2014年3月31日の期間に実施・開始された、企業・ブランド・自治体などが提供する商品やサービスなどのデジタルを活用したマーケティングコミュニケーション施策

    審査員
    <審査員長>
    恩藏直人 早稲田大学商学学術院教授
    <審査員>
    伊藤直樹PARTY クリエイティブディレクター/京都造形芸術大学情報デザイン学科教授
    及川直彦アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ
    シニアバイスプレジデント(日本代表)
    杉山知之 デジタルハリウッド大学学長/工学博士
    田中里沙 株式会社宣伝会議取締役編集室長
    夏野剛 慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特別招聘教授
    堀江貴文 SNS株式会社ファウンダー
    皆川治子 株式会社TBWA 〵 HAKUHODO
    タッチポイントエバンジェリスト


    D2Cニュースリリース
    http://www.d2c.co.jp/news/2014/20140710-1803.html