人もペットもうれしい社会を。No.23
ペットあるあるマンガ④「猫と暮らすと見なくなるもの」
2015/04/22
犬を飼っている人と、猫を飼っている人。
どちらを飼う人にも共通して感じられる醍醐味と、犬だからこそ、猫だからこそ感じられる、その動物ならではの体験というものがあるのではないでしょうか。
私は犬を飼っていますが、猫を飼っている人の話を聞いていて「それは犬を飼っている人には起こらない!」と思ったことが、今回の漫画のテーマになっています。
それは、“猫の遊び方”です。
夏場の大敵と言えば、虫。
その中でも“ゴキブリ”は、無視できない存在です。
が、猫を飼っていると出くわすことがなくなるとか…。
猫を飼うと、家の中で虫を見なくなるほかに、朝起きたら枕元に仕留めた獲物(虫など)が置いてある(笑)、なんてことも猫を飼っている人の“あるある”かもしれません。
ちなみに、どうして猫が仕留めた獲物をその後ももてあそぶことがあるのか考えたことはありますか?
実はこれ、遊んでいるのではなくて“仕留めた獲物をどうしたらいいのか分からない”状態という説があります。
本来であれば、“獲物を仕留めて食べる”というのは母猫から学ぶことですが、そういった機会がなく、本能的に獲物を仕留めるということだけが残り、仕留めた後にどうしてよいか分からず遊んでしまうようです。こういったことを知ると、彼らのことをもっと深く理解でき、身近に感じることができます。
あらためて、飼う前には想像もつかないことが起こることが、ペットを飼う醍醐味のひとつだと思いました。
みなさんのペットはどんな行動をしていますか?
(コラム:奈木れい マンガ:須藤絵理香)