CBCテレビは、スマートフォンを活用した視聴者参加型エンターテインメント番組、前代未聞の早押しクイズ連動ドラマ「脱線刑事」を制作し、CBCとTBSテレビで、12月13日(日)深夜1時35分から放送する。
「脱線刑事」は、視聴者のスマートフォンと番組テロップを連動させて早押しクイズを行い、ドラマに登場するさまざまな商品を正解先着順でプレゼントするという、“ドラマ”と“クイズ”が融合した新しいエンターテインメント番組。
電通が企画協力、バスキュールがシステム構築に参画。スマートフォンとの“ながら視聴”を逆手にとり、放送局側がテレビ↔スマートフォンの視線遷移をデザインすることで、視聴者とスポンサーの両者にメリットがある番組作りに挑戦した企画となった。
好奇心旺盛で破天荒な脱線刑事こと車田陽一郎(塚本高史)が、事件現場に残された遺留品や証拠品などのあらゆる“商品”に必要以上に執着し一見捜査とは全く無関係な行動を繰り返すが、実はそれが全て事件解決の糸口につながっていた…。
王道の推理ドラマを展開しながら、劇中で“商品”にフォーカスが当たったその瞬間、番組テロップが反応。番組テロップ内のお宝ナビゲーター(岸明日香)が、その商品もしくはその商品の特別クーポンをプレゼントすべく、視聴者をスマートフォンでの早押しクイズにナビゲートするというダブルスクリーンを活用した試みになっている。
番組の全体企画やプランニングをした電通の加我俊介氏は見どころをこう話す。
「視聴者にもスポンサーにも喜ばれる番組企画を」という難しいお題に対して、今回、番組を“テレビ”の枠だけで捉えるのではなく、視聴者の手元にあるもう一つのスクリーンである“スマートフォン”まで見据えて、課題解決の方法を摸索しました。
そして、「テレビを見ていてCMになったら、スマホをいじって時間をつぶす」といった視聴習慣に着目し、テレビではなくスマホで、ゲーム感覚でコマーシャルメッセージを伝達できないかとアイデアを膨らませていきました。実際、今回の早押しクイズはCMと同じ約15秒、しかもその商品が訴求したい内容をそのままクイズにしています。この機会にぜひ番組に参加し、今回のダブルスクリーン企画がCMに代わる新しい接点として機能しているか、お試しいただけるとうれしいです。