「にがてなひととのかかわり方」を面白く
2016/02/08
電通の若手アートディレクターが考える「○○をもっと面白くするアイデア」をご紹介。今回は、井本善之さんによる「にがてなひととのかかわり方」です。
実は“僕のことを苦手な人”と話すのがすごく苦手で
──なぜ「にがてなひととのかかわり方」を面白くしたんですか?
井本:広告会社の仕事って、コミュニケーションがすごく大事ですよね。だから、人とのコミュニケーションをテーマにしようと考えていたんですけど、実は“僕のことを苦手な人”と話すのがすごく苦手、というなんともしがたい欠点がありまして…。なので、うまい関わり方ができたらいいなあと願って、そこからもんもんと膨らませていきました。
──解決方法(?)が12個ありますが、すぐに思いつきましたか?
井本:比較的すぐ思いつきました。
──ぜひ、同じ悩みを抱えている人たちに見てもらいたいですね。
井本:はい。でも、全然オススメしませんけどね(笑)。
「家系ラーメン」と「名探偵コナン」からのインプットが…
──今気になっているモノ・コトを教えてください。
井本:そうですね…、「家系ラーメン」と「名探偵コナン」ですかね。今というか15年以上続いています。
──ラーメンが好きなんですね?
井本:はい。自宅に炊飯器ないんで毎日外食なんですけど、半分くらいラーメンです。とはいえいろんなところ食べ歩いてるわけではなく、同じようなところを延々と食べ続けているので、「どこのラーメンがおいしいの?」的な質問されるとあたふたします。
あと「名探偵コナン」は、もう好きっていうか見ないではいられないというか。ほっとけないというか、無視できないというか。深いようで、浅いというか。浅いようで、深いというか。短編の繰り返しのようで、大長編であるというか。正直面白いと思ったことはほとんどないんですが(笑)、無意識に見てしまっている感じです。結構犯人当てられるようになってきました。
──ラーメンと「名探偵コナン」のインプットは、作品に生きてくるんですか?
井本:ぜんっぜん生きてこないですけど(笑)、もはや生活の一部になってる感じです。