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電通など大手広告6グループ、「持続可能な開発目標」(SDGs)のための連携を発表

2016/06/28

    電通は6月27日、国連「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals、以下SDGs)の達成に向け、電通はじめ世界の大手広告6グループが連携して特定テーマで協力していくと発表した。

    SDGsの達成に向けて潘基文国連事務総長からの呼びかけに応じたのは、電通および電通イージス・ネットワークを中心とする電通グループをはじめ、アバス、IPG、オムニコム、ピュブリシス、WPPからなる世界の大手広告6グループ。世界で切迫している課題の解決に向けて、共同でSDGsをサポートする広告キャンペーン「Common Ground」(共通の立場)などを展開し、広告会社の強みであるクリエーティビティーを生かしていく。

    「Common Ground」のロゴマーク

    「Common Ground」のロゴマーク

    その第一歩として、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルで6月24日に行われたセッションでは、各グループの経営トップが集い、課題意識を共有した。
    6グループの経営トップは、「広告キャンペーン『Common Ground』は画期的なプロジェクト。国連で採択されたSDGsの達成に向けて、6グループがライバル関係を超えて手を取り合い、世界が抱える深刻な課題に取り組むものだ。熾烈な競争関係にある広告会社同士が広い共通課題のために連携・協業することで、他の業界・企業においても、同じような取り組みや関係性が生まれることを期待している」と共同声明を発表している。
    SDGs サポートキャンペーン「Common Ground」のコミュニケーションビジュアル例。テーマは「教育」
    SDGs サポートキャンペーン「Common Ground」のコミュニケーションビジュアル例。テーマは「教育」
     

    SDGsは、2015年9月の第70回国連総会で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核で、貧困や飢餓、不平等の解消といった17項目からなる持続可能な開発目標と169のターゲットから構成されている。

    17の持続可能な開発目標
    17の持続可能な開発目標


    詳細はこちら (電通ニュースリリース「電通はじめ世界の大手広告6グループが「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成に向けて連携 」)