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1分で分かる海外消費者インサイトNo.8

Q8 訪日客の日本での情報源は?

2016/10/19

世界の人々の目に、今の日本はどう映っているのでしょうか? 日本の観光や土地、食や製品などの“ジャパンブランド”は海外でどんな評価を得ているのでしょうか?

2016年4月に世界20カ国・地域で行った「ジャパンブランド調査2016」の結果を紹介しています。今回は「訪日客の日本での情報源」です。

A8 「テレビ」「口コミサイト」「旅行ガイドブック」が日本での情報源の上位に

訪日客の日本での情報源


訪日時の情報源のトップは全体でテレビとなりました。

2位にはトリップアドバイザーなどの口コミサイトがランクイン。欧州や北米ではテレビと僅差の情報源になっており、口コミの重要度が高まっているようです。

また口コミサイトに加え、FacebookなどのSNSも重要な情報源になってきています。特にASEANではテレビに次ぐ情報源です。

訪日観光客が増えるにつれてリアルな感想や口コミもますます増え、インターネット上の率直な観光客の声がより信頼できる情報源となってきているのかもしれません。


<ジャパンブランド調査2016の概要>
●目的:日本の食や観光、製品など「ジャパンブランド」全般に関する海外消費者の意識と実態を把握し、企業のマーケティング活動を支援。
●対象エリア:20カ国・地域
中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
●調査手法:インターネット調査
●対象者条件:中間所得層以上の20歳~59歳男女
●サンプル数:地域ごとに200ss、計4000ss
●調査期間:2016年4月25日~5月18日

電通 チーム・クールジャパン
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