電通、新事業・新産業創発支援の共創プロジェクト「DENTSU JAM!」を始動
2018/04/03
4月3日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2018年4月3日
電通、新事業・新産業創発支援の共創プロジェクト「DENTSU JAM!」を始動
― 産官学・企業間連携「NtoN(多対多)モデル」で、“超域”オープンイノベーションを実現 ―
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、新事業や新産業の創発を支援する共創プロジェクト「DENTSU JAM!(※1)」(電通ジャム!URL:www.dentsujam.com)を本日より始動させます。
「DENTSU JAM!」は、世界最大のイノベーションプラットフォーム「Plug and Play(※2)」や、IoTプロダクトなどの新技術開発支援を行う株式会社クロステック・マネジメント(※3)、イノベーション・コンサルティングサービスを提供する株式会社フューチャーセッションズ(※4)など外部パートナーと連携し、スタートアップや異業種、競合関係にある企業など、複数の企業・団体を巻き込む「NtoN(多対多)(※5)モデル」での共創を推進していきます。
これまで、日本では企業間連携の「NtoNモデル」を軸にオープンイノベーションを推進することは、NIH(Not Invented Here)症候群という言葉に代表されるように、守秘性や成功事例/体験の不足などの理由により困難な状況にありました。
こうした状況を踏まえ、DENTSU JAM!では、独自のネットワークやリソースと外部パートナーとの連携により、産官学の多様な機関が集まる場を提供し、そこで行われる対話を設計することで、日本では先鋭的な「NtoNモデル」による創発支援を行っていくことにしました。
始動に当たっては、先行テストを3年間にわたり行っており、既に当社グループの戦略領域であるゲノム(※6)や、農業データ連携基盤WAGRI(※7)との連携において、多様な企業・団体との共創を実現し、さまざまなデータを連携させる基盤の立ち上げ、支援も行っています。
今後もDENTSU JAM!は、「NtoNモデル」に参画する多様な企業・団体による新事業開発や新産業の創発に向けてテーマ領域を開発し、超域オープンイノベーションを推進していきます。
■「DENTSU JAM!」のロゴマーク
※1 DENTSU JAM!は、電通が商標出願済みです。
※2 http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0829-009350.html
※3 http://xtech-m.co.jp/
※4 https://www.futuresessions.com/
※5 「企業A」×「企業B」×「スタートアップC」など複数の企業・団体による共創モデル
※6 https://www.smartcell.design/
※7 https://wagri.net/
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0403-009510.html