今回の新ブランド発足には、国内外でのプラモデル市場の影響がありそうだ。
近年、海外へのプラモデル出荷数は、アニメのガンダムのプラモデル(ガンプラ)などを中心に好調な半面、国内ではほぼ横ばいで、新規顧客の獲得がメーカーの課題とされる。
同社は2月14日、新ブランドの発表会を文京区の東京ドームシティGallery AaMoで行ったのに続き、翌日から17日まで、ブランドを体現したイベント「『つくる』のホントを知ってるかい?展」を開催した。
ⓒ SEGA
会場には、試作品や発売予定のプラモデルも展示され、“発見”と“体験”ができるさまざまなコーナーが設置された。
ゲーム機・セガサターンや、お菓子の柿の種、たまごっちなどのプラモデルは、実物と見間違うほどの完成度で、チョコレートのプラモデルに至っては、割る感触まで再現したという。
ⓒ 鳥山明/集英社・東映アニメーション
「Dr.スランプ アラレちゃん」「ガンダム」のプラモデル展示では、完成すると見えなくなる箇所までパーツで再現していることを組み立て順に見せた。
ⓒ BANDAI SPIRITS2019
新商品「30 MINUTES MISSIONS(サーティーミニッツミッションズ)」のコーナーでは、直感的に組み立てることができ、パーツの組み換えでさまざまなバリエーションが楽しめるメリットを、大型フィギュアとプロジェクションマッピングでアピール。