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第15回「ACジャパン広告学生賞」
表彰式開催

2019/03/26

    ACジャパンは3月22日、第15回「ACジャパン広告学生賞」(後援=BS日本、BS朝日、BS-TBS、BSテレビ東京、ビーエス フジ、WOWOW、BS11、BS12〈TwellV〉、Dlife、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、産経新聞社)の表彰式を、東京・港区のサントリーホールで開催した。

    同賞は、学生を対象に公共広告をテーマにした広告作品を募集・表彰するもので、公共広告への理解と、社会に関わる「公」の意識を育むことを目的にしている。
    当初は、テレビCMを対象にした「ACジャパンCM学生賞」としてスタートしたが、第13回から、新たに新聞広告部門を設け現在の名称に変更した。
    今年度「テレビCM部門」には、参加29校、201作品の応募があり、「新聞広告部門」には参加23校、451作品の応募があった。

    選考委委員は、高橋謙二委員長(東急エージェンシー)をはじめ、広告会社や後援各社の関係者らが務め、“公共広告として優れ、人々に興味や気付きを感じさせるか”“学生ならではの感性や、オリジナリティあふれるアイデア・テーマ性があるか”などの視点で審査し、2部門のグランプリや準グランプリ、審査員特別賞などを選んだ。

    CM部門グランプリ制作代表者
    CM部門準グランプリBS民放賞
    「ウミガメ家の食卓」
    テレビCM部門のグランプリは、ヘルプマークをテーマにした「ハートをください」(日本大芸術学部)が、準グランプリBS民放賞は、環境問題をテーマにした「ウミガメ家の食卓」(東京工芸大)が授賞した。グランプリ作品は「全国的にまだこのマークを知らない人に伝えることに意義がある。説明が明確で工夫がある。演出もシンプルで、きちんと伝わり理解ができる」と評価された。

    新聞広告部門のグランプリは、SNSへの書き込みをテーマにした「もう二度と、消せません。」(日本大芸術学部)、準グランプリは、子どものSOSをテーマにした「見落とした?見過ごした?」(東北芸術工科大)が授賞。グランプリ作品は「シンプルなコピーとイラストで、大胆な画面構成が良い。この広告が抑止力になり、ネットへの不適切な書き込みについて、人の意識が変わることを望む」と評価された。

    新聞広告部門グランプリ制作代表者

     テレビCMの2作品はBS民放9局で、新聞広告の2作品は全国紙5紙で、7月から1年間の間に放送・掲載される予定。
    ACジャパン公式サイト:https://www.ad-c.or.jp/index.html