【無償提供】「見やすいコロナ対策ピクトVer.3」 これから必要な対策を追加
2021/12/03
(この記事は、電通ダイバーシティ・ラボが運営するウェブマガジン「cococolor(ココカラー)」に掲載されたコンテンツを編集したものです)
新型コロナウイルスの感染が抑えられてきたが、これからもさまざまな場所での対応が求められる
さまざまな経済活動が戻りつつある。人々の活動範囲も広がってきている。そこで気になるのは人の集まる場所。飲食店や会社や学校、さらにイベント会場や商業施設、旅行先の宿や交通機関でも感染対策をしている。そのことがきちんと伝わっているかどうか、事業者が努力している対策をアピールするために、このピクトグラムは、店の前に貼るポスター、ホームページ、広告などさまざまな場所で、無料で使うことができる。
(使用の際は利用ガイドラインを十分ご確認の上、ご利用を)
ユニバーサルデザインで作られた、わかりやすく見やすいピクト(全62種)
ユニバーサルデザインは障がい者や高齢者、外国人や子どもたちなど多様な人たちに伝わることを考えて作られるデザインのこと。意味するものができるだけ分かりやすい形になるように心がけられている。また、視力の弱い人にも見やすくなるように、ぼやけた時にも線が細すぎて見づらくならないように気をつけられている。色に関しては色覚の多様性に配慮し、多くの人が認識しやすい色になっている。また、長い間、公の場に貼られることを考えて、見つけやすい彩度を保ちながらも、爽やかな色が選ばれている。
海外にルーツを持つ人にも伝わりやすい「やさしい日本語」表記と、通常の日本語の2種類のイベント会場用テンプレートを作成
日本に在留する外国人の数は令和2年6月末で288万5904人(出入国在留管理庁HPより)。外国人=英語と思われがちだが、母国語が英語以外の人のほうが圧倒的に多く、英語表記より「やさしい日本語」で書かれたものの方が伝わりやすいことが分かってきた。2種類のテンプレートが用意されている。
※以下のピクトグラムは使用者のコロナ対策における主体的な取り組みをより分かりやすく伝えるためのツール(取り組み自体の提示や推奨をするものではない)
家族が感染した場合に気をつけることのテンプレートも作成、自治体や保健所などからの案内に
制作:植田憲二、田代浩史(電通ダイバーシティ・ラボ「見やすさプロジェクト」)
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